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エアコン設定「28℃ならOK」じゃない? 東京ガスが夏のエアコン使用方法を紹介

東京ガスが夏のエアコン使用方法を紹介

東京ガスは、在宅勤務を快適にする空間作りと、室内での熱中症を防ぐために最適なエアコンの使い方を紹介した。室内で快適に過ごすには、温度だけではなく湿度も重要だとし、エアコンで同時に調節することを推奨している。

同社によると、夏場はエアコンの設定温度を28℃にするのではなく、室温を28℃にすべきだという。これは、環境省が「COOLBIZ(クールビズ)」を推進する際に、ネクタイを外せば体感温度が2℃下がるという研究結果に基づき、当時オフィスの室温が平均26℃だったことから推奨した「冷房時の室温」だとしている。

設定温度ではなく室温を28℃にしよう

室温を28℃にしていても暑さを感じるときは、湿度が関係しているという。湿度が10%上がると体感温度は2℃上昇すると言われており、同じ28℃でも湿度60%と80%の環境では、体感温度が4℃も異なる。そのため、室温を28℃にするだけでなく、エアコンを使用して湿度もコントロールする必要があるとしている。

またエアコンは、除湿機能のほか冷房機能を使っても湿度が下がるため、夏場は温湿度を同時に下げられる冷房機能を使用するのがおすすめだという。

体感温度には湿度が大きく関係する

このほか、睡眠の質を高めるためにも室温管理は重要。睡眠時もエアコンをつけっぱなしにすることで室温が安定し、よく眠れるとしている。

睡眠の質を高めるエアコンの使い方について、東京ガスくらし情報サイト「ウチコト」にて詳しく紹介されている。

夜もエアコンをつけたままにすることで室温が安定する