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コロナ、霜取り運転時にも快適な暖かさが続く床暖房「コロナエコ暖フロア」
2020年4月23日 15:30
コロナは、ヒートポンプ式温水床暖房システム「コロナエコ暖フロア ERB-HP39DF」3.9kWタイプを発売した。価格は300,000円。リモコンは別売りで、価格は25,000円。
熱源機にヒートポンプを採用した温水暖房システム。高効率なヒートポンプにより、快適性と省エネ性を両立したという。ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)などの省エネ住宅の設備としても効果的だとする。
適応畳数は最大24畳で、LDKの床暖房に特化。省エネ性を示す指標であるエネルギー消費効率COPは4.38。ランニングコストを抑えるほか、電気式床暖房と比較してCO2排出量を約43%削減。このほか、内部運転の構造を見直し、運転音は44dBの低騒音を実現している。
除霜時の暖房感低下を解決する、新除霜システム「ホットチャージ」を採用。ヒートポンプを使った暖房は、冬場に一時的に暖房をストップして室外機の霜を溶かす除霜運転を行なう必要がある。しかし除霜運転時は室外機側を温め、室内機側を冷たくするため、室内が寒くなってしまうという課題があった。
新除霜システム「ホットチャージ」では、除霜運転に入る前に温水配管にあらかじめ熱を蓄え、除霜時の暖房を継続。除霜時の暖房感低下を防ぎ、快適な暖かさが続くとしている。
本体サイズは、780×278×756mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約43kg。電源は単相200V 15A、定格消費電力0.89kW、定格加熱能力3.9kW、待機時消費電力約1W(リモコン接続時)。受電方式は室外側直結。温水回路は半密閉式。