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アイリスオーヤマ、調色対応で避難所照明にも適した高天井照明 〜体育館などでの利用を想定

高天井照明「HX-Rシリーズ 調光調色タイプ」

アイリスオーヤマは、体育館などでの利用を想定した高天井照明「HX-Rシリーズ 調光調色タイプ」を5月に発売する。調光に加えて調色が可能になり、避難所照明としても対応できるという。価格は186,000円(税抜)。

これまでの体育館などの照明は、競技に適した明かりとするため、自然災害の際に避難所として使用する場合に、「眩しすぎる」や「光が青白い」という問題があったという。

そこで調光に加えて新たに調色機能を追加。設置施設を避難所として使用する際には、明るさだけでなく色温度を変えて、一時的な生活環境を求める避難者にも快適な照明環境を提供できるとする。

例えば非常時には、生活リズムに合わせて細かな調光調色を行ない、夜間は人が歩くルートのみを点灯し、明かりも暖色にすることで、最低限の明るさを確保しながら、避難者の睡眠を妨げない環境が作れるという。

明るさに加えて、色温度を調節できる

独自の無線制御システム「LiCONEX(ライコネックス) 3.0」に対応し、配線工事不要で、タブレット端末での制御を実現できるという。

調光/調色だけでなく、専用の温湿度センサー(別売)を設置すれば、施設内の暑さ指数(WBGT)をタブレット端末で確認でき、熱中症対策として使えるとする。

本体サイズは278×433×251mm(幅×奥行き×高さ)。重さは5.2kg。光色は6,500~2,700K(昼光色〜電球色)。器具光束は30,000lm。固有エネルギー消費効率は180.7lm/W。定格消費電力は166W。

無線制御システム「LiCONEX(ライコネックス) 3.0」に対応する
タブレット端末から照明を無線制御できる