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日立、ミドルモデルのエアコンにもファン自動お掃除を搭載 〜スリム設計のWシリーズ

ルームエアコン「白くまくん」Wシリーズ

日立ジョンソンコントロールズ空調は、ファンに付着したホコリを自動で掃除する「ファンロボ」機能を搭載したルームエアコン「白くまくん」Wシリーズ6機種を、4月上旬より順次販売する。冷房能力2.2kWで6畳向け「RAS-W22K」〜5.6kWで18畳向け「RAS-W56K2」をラインナップし、価格はオープンプライス。実売価格は151,800円〜228,800円(編集部調べ)。

室内機高さ24.8cmとスリム設計のルームエアコン。カーテンレール上など、今まで諦めていた場所にもすっきり設置できる点を特徴としている。同社エアコンラインナップにおいて、ミドルモデルに位置づけられる。

高さ24.8cmでカーテンレールの上にも設置できる

新モデルでは、室内機内部の清潔性にさらにこだわった。フラグシップモデルであるXシリーズに搭載されている、ファンに付着したホコリを自動で掃除する「ファンロボ」機能を新たに搭載。熱交換器の「凍結洗浄」機能も引き続き採用し、ホコリの目詰まりによる性能低下を抑えるという。

「ファンロボ」機能では、室内機内部にファン掃除用のブラシを備え、ホコリが溜まりやすいファンの羽根の先端を定期的に掃除する。ファンを逆回転させ、ブラシで落としたホコリを熱交換器や水受け皿に集め、その状態で熱交換器の自動掃除(凍結洗浄)を行なうことで熱交換器の汚れとともに洗い流す。汚れによる性能低下の抑制だけでなく、ムダな電気代の発生も低減できるとする。

また「凍結洗浄」は、新たに室外機にも搭載。同社では、クリーン機能を上位機種だけでなく広くシリーズ展開することで、さまざまなユーザーニーズに応えていくとしている。

「ファンロボ」と「凍結洗浄」で室内機内部を清潔に保てる

除湿方式は、室温をキープしながら湿度をしっかり下げる再熱方式の「カラッと除湿」を採用。梅雨の湿度対策や、洗濯物の部屋干しなど、パワフルな除湿力でさまざまな場面で活躍するという。

さらにカラッと除湿の技術を応用し、設定温度を高めにしても快適に運転するという。設定した温湿度で運転し、冷やしすぎずさわやかな涼しさが届けられ、冷房が苦手な人におすすめとしている。

室温をキープしながら湿度をしっかり下げる再熱方式の「カラッと除湿」

このほか人感センサーを搭載し、部屋に人がいなくなり30分が経過すると自動的に控えめに運転。3時間が経過すると、運転が自動停止する。

別売の無線LAN接続アダプター「SP-WL3」を使用すれば、スマートフォンからエアコンの操作も可能になる。専用アプリ「白くまくんアプリ」から、エアコンの操作や運転状態の確認ができる。無線LAN接続アダプターは5月上旬の発売を予定している。

室内機サイズは、798×340×248mm(幅×奥行き×高さ)。カラーはスターホワイト。