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セイコー、将棋の持ち時間を計測できる日本将棋連盟推薦の置時計「対局」

 セイコークロックは、将棋や囲碁、チェスなどの持ち時間計測に便利な置時計「対局 BZ361L」を、3月19日に発売する。価格は12,000円(税抜)。

日本将棋連盟が推薦する置時計「対局 BZ361L」

 将棋の持ち時間を計測できる置時計。日本将棋連盟による推薦を受けている。昨今、将棋人口が増加する中、2011年に終売となった前モデル「QZ568」に変わらぬ支持があったことから、デザインを復刻したという。

 文字板は装飾を廃したシンプルで明瞭な目盛りと数字を最適に配置し、読み取りやすさを最重視している。分針は先端を尖らせ、かつ文字板側に曲げた形状。針の先端が文字板に近づくため、時計を斜めから見ても針が指す位置が明確にわかるという。秒車は十字型の稜線を設け、どちらの時計が動いているかが光の反射で瞬時にわかるとする。

 このほか、電池残量表示を改良。本体裏面の電池残量表示は、LEDの点灯色で交換時期を知らせる仕様に変更された。使用電池は単三形マンガン乾電池1本。電池寿命は約1年。

 本体サイズは、181×55×117mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約380g。機械体はクオーツムーブメント。時間精度は、平均月差±20秒。

左から1982年発売のオリジナルモデル「QZ520」、後継の1985年発売の「QZ568」(2011年終売)。デザインを踏襲している
分針は文字板側に曲げた形状で、時計を斜めから見ても針が指す位置が明確にわかる
本体裏面の電池残量表示は、LEDの点灯色で交換時期を知らせる仕様に変更された