ニュース
日立、フィルターに髪の毛が絡まりにくい“からまんプレス構造”のスティック掃除機
2020年2月12日 14:23
日立グローバルライフソリューションズは、フィルターに髪の毛が絡まりにくい構造を採用した、コードレススティッククリーナー「ラクかるスティック PV-BL20G」を、3月14日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は70,000円前後(税抜)。
本体、延長パイプ、ヘッドを含む標準質量が、1.3kgと軽量のコードレススティッククリーナー。使いたいときにサッと手に取れる軽さで、スティックでもハンディでも軽快に掃除できるという。
同社は2019年2月に、初代ラクかるスティックを発売。標準質量1.4kgと軽量ながら強力パワーを両立した点がユーザーから評価され、同社計画の1.5倍の売り上げを達成したという。新モデルでは、強力パワーを維持しつつさらなる軽量化を実現した。
ヘッドも改良し、従来の「自走コンパクトヘッド」から使いやすさをさらに向上させた、「パワフルスマートヘッドlight」を新開発。前後の動きに合わせて可動する「シンクロフラップ」を、ヘッド裏の後方に配置した。これにより、ヘッドを押すときも引くときもゴミをしっかり吸引でき、取り残しを減らせるという。
あわせてモーター駆動の回転ブラシの両端に自走ハケを採用。強力な自走力を生み出し、取り回しやすく軽い操作で床面の微細なゴミまで吸引するという。LEDライトはヘッド上部に備え、ゴミが照らされてよく見えるとする。
手入れ面では、フィルターに髪の毛などが絡まりにくい「からまんプレス構造」を新たに搭載。シリンダータイプのサイクロン式掃除機「CV-SP900G」で好評の集じん構造を採用し、ダストケース内でゴミと空気を遠心分離した後、ダストケース下部(内筒下部)でゴミを捕集。このときの空気の流れを利用して、ダストケース下部に集めたゴミを圧縮する。
これにより、遠心分離の中心となる内筒部分のフィルターに髪の毛などが絡まりにくくなり、手入れがラクになるという。ワンタッチでゴミ捨てできる「ごみダッシュ」により、ボタンを押せばダストケースを取り外さなくてもゴミに触れずサッとゴミ捨て可能としている。ダストケース内の部品は、分解して水洗い可能。
このほか、ヘッドのレバーを引くとブラシホルダーが外れ、回転ブラシを簡単に取り外せる「ワンタッチ着脱」を採用。回転ブラシに絡みついたゴミもラクに取り除けるという。
バッテリーはリチウムイオン電池を採用。連続使用時間は、強が約8分、標準が約30分。モーター駆動のヘッド非使用時で約45分。充電時間は約3.5時間。
本体サイズは、230×230×1,000mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約1.3kg。集じん容積は0.15L。ハンディノズル、2WAYすき間ブラシ、延長パイプ、スティックスタンド、お手入れブラシが付属する。カラーはシャンパンゴールド。
下位機種として、ヘッドのLEDライトやシンクロフラップ、スティックスタンド非搭載の「PV-BL10G」も同時に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は55,000円前後(税抜)。カラーはレッド。
