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ヤマハの電動アシスト自転車で時速24kmを超える不具合、17,856台を無償修理
2020年2月4日 14:25
ヤマハ発動機は、2020年モデルの電動アシスト自転車「PASシリーズ」の一部において、特定の操作をすると最高速の24km/時を超える速度までアシストが作動する不具合が起きることを発表した。対象製品の無償修理を行なう。
対象製品は、2019年9月~2020年1月に製造された、電動アシスト自転車「PAS」シリーズのうち、スマートパワーアシスト機能を搭載した計17,856台。
ドライブユニットのソフトウェア不具合により、特定の操作をすると「アシストオフモード」の状態でもアシストが発生するという。さらにその状態においては、最高速の24km/時をわずかに超える速度までアシストが作動してしまい、法令に抵触することが確認されている。
特定の操作は、アシストオフモードの状態で電源をOFFし、再度電源ON、アシスト切替ボタンを操作せずそのままペダルを漕ぎ出すというもの。メーターにはアシストオフモードが表示されているが、アシストが作動してしまう。
同社では、対象製品のユーザーに、上記の操作での使用を控えるよう呼び掛けている。また特定の操作をした場合は、復帰操作(アシストモード切替ボタンで一度他のアシストモードを選択。通常の動作に復帰可能となる)をする必要がある。
対象製品の確認方法は、フレームに貼り付けられている車両号機ラベルで行なう。なお対象の車両号機の範囲でも、対象とならない車両も含まれている。所有製品が該当するかは、こちらのページから検索可能。
本件の問い合わせ先は、ヤマハ発動機 カスタマー コミュニケーション センター(0120‐090‐819)。受付時間は、月~金曜日 9:00~12:00 / 13:00~17:00(祝日・弊社所定の休日等を除く)。