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スズキ製のハンドル形電動車いすで不具合、バッテリーの無償交換へ

 スズキは、ハンドル形の電動車いす「セニアカー ET4D」の一部で、誤った仕様のバッテリ極板が組み付けられ、バッテリ寿命が短くなるおそれがあることを発表した。対象製品の回収、バッテリ交換を無償で行なう。

リコール対象となるハンドル形の電動車いす「セニアカー ET4D」

 対象となる製品は、2019年11月21日~29日に製造された「セニアカー ET4D」。車台番号「ET4D9-103355~ET4D9-103700」の106台が対象となる。

 また交換修理用部品として出荷した「バッテリ SC38-12」も回収、同様に部品交換を無償で行なう。対象となるバッテリは、2019年11月21日~12月3日に製造された11個で、部品番号は「34100-90G04」。

 対象製品を所有するユーザーには、ダイレクトメールまたは取扱店等から案内があるという。上記製品に当てはまる場合は、早めに最寄りの取扱店へ連絡し、無償修理を受けるよう呼びかけられている。

バッテリは座面の下に設置されている
部品交換を行なった対策済み車両には、台車番号ラベル右側に対策実施済みシール(白色丸シール)が貼り付ける