ミニレビュー
ReFaのシャワーヘッド3カ月使ってみた。頭皮スッキリ気持ちいい
2026年7月27日 08:04
最近はウルトラファインバブルを発生させるシャワーヘッドが数多く登場しています。その中でも高い知名度を誇るのが、MTGの美容ブランド「ReFa(リファ)」のシャワーヘッドシリーズです。
ReFaのシャワーヘッドは、交換するだけで洗浄力の向上や肌・髪への効果が期待できるとうたわれていますが、価格は3万円台からと決して安くありません。そのため、価格に見合う価値があるのか気になっている人も多いのではないでしょうか。
そこで、ReFaのシャワーヘッドシリーズのスタンダードモデル「ReFa FINE BUBBLE U+(リファファインバブル U+)」(以下、U+)を実際に3カ月使用。日常的な使い心地に加え、メイク落ちの比較や頭皮の状態の変化などもチェックしながら、その実力を検証してみました。
4つの水流と止水ボタンを備えたスタンダードモデル
U+は、ReFaのシャワーヘッドシリーズのなかでも中核を担うスタンダードモデル。本体サイズは約96×134×241mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約320gと、一般的なシャワーヘッドと比べるとやや大きめ。ただし、実際に持ってみるとバランスがよいのか意外と重さは気になりません。
本製品の特徴は、目に見えない微細な「ウルトラファインバブル」と、細かな「マイクロバブル」を含んだ水が作れること。さらに、ケアしたい目的にあわせた4つのモードを搭載しています。モードの内訳は、繊細な場所に最適な霧状の「ミスト」、水流を絞った強い水圧の「ポイントジェット」、一般的なシャワーに近い「ストレート」、そしてストレートよりやや勢いのある「ピュアストレート」の4つです。
ちなみに、現行のReFaファインバブルシャワーヘッドで、手元にワンタッチでお湯を一時的に止められる「止水ボタン」があるのは本モデルのみ。このボタンは軽い力で操作でき、シャンプー中や体を洗うときなどにサッと水を止めるのに重宝しています。
一方、操作で気になったのがモードの切り替え。モード切り替えはヘッドのレバーで行なうのですが、このレバーがやや硬め。このため、非力な筆者では片手での操作はできず、切り替えのたびにヘッドをのぞき込んで両手で切り替える必要がありました。
洗うパーツにあわせてモードを切り替え
実際に使ってみると、4つのモードは想像以上に性格が異なります。筆者が最も気に入ったのはポイントジェット。これは散水範囲を絞ることで強い水圧で肌に当てるモードです。筆者はシャンプー前の予洗いからシャンプー後の泡をざっと流す工程まで、このモードを使っています。
参考までに、4つのモードの違いを可視化するため、30cm離れた位置に置いた重量計へシャワーを当てて水の勢いを比較してみました。なお、モードごとに散水範囲が異なるためこれは厳密な数値とはいえません。あくまでも水流の特徴を知る目安として考えてください。
この計測の結果、標準的なモードであるストレートが12.2gだったのに対し、ポイントジェットは26.5gと2倍以上の数値に。実際、頭皮に当てるとグイグイ指で押されているような、普通のシャワーでは味わえない心地よい刺激が味わえます。
ちなみに、ポイントジェットモードは散水範囲がかなり狭いため、広い範囲をすすぐ用途には不向き。このため、筆者はシャンプーすすぎの仕上げや、身体を洗うのにはピュアストレートを使っていました。ピュアストレートの測定結果は15.8gで、ストレートの12.2gよりもやや強め。「普段のシャワーだとちょっと物足りない。でも散水範囲は狭すぎないモードがほしい」と思っていた筆者にはドンピシャのモードでした。
可能なかぎり刺激を与えたくない洗顔にはミストモードを使用。スキンケアに気を使う人の多くは「シャワーで顔を洗わない」ことを実践していますが、これは通常のシャワーは水の勢いが強すぎて刺激が強く、湯温が顔にとって熱すぎることが多いためです。ミストモードなら測定結果も7.2gと、4モードのなかで圧倒的に刺激が少なめ。実際、顔に当たる感触は「水滴が肌に当たる」というより「水のベールが肌に触れている」に近い優しさです。
ただし、水滴が小さい分、肌に当たるまでに水温が一気に下がるのもミストモードの特徴。筆者宅では42℃設定で使用していますが、ミストに切り替えると肌に当たる温度は2~3℃ほど下がっていました。洗顔にはちょうどよい温度である一方、涼しい時期には寒く感じることも。冬はミストモードをメインに使うと、給湯代が確実に上がりそうです。
本当に汚れ落ちは違うのか? 試してみた
ReFaによれば、ファインバブルは毛穴やキメの奥に残る汚れやメイク残りを洗い流し、肌本来の水分バランスを整える効果が期待できるとしています。とはいえ、筆者が3カ月使った限りでは、劇的な変化は実感できませんでした。
そこで今回は、実際の洗浄力にどの程度の違いがあるのかを確認するため、簡単な比較テストを行なってみました。まず腕に油性ペンで円を描き、その中に化粧下地、ファンデーション、落ちにくい口紅、ラメ入りアイシャドウを塗布。40℃のお湯を30秒間当てながら、指で30往復こするという条件で、通常のシャワーヘッドとU+のミストモードを比較しています。
結果、油性ペンはどちらも完全には落ちなかったものの、U+のほうが明らかに薄くなっています。また、特に差が大きかったのがアイシャドウのラメです。どちらも完全には除去できなかったものの、U+のほうが残っているラメの量は圧倒的に少なめ。
肉眼ではアイシャドウの緑や口紅の赤の色素はかなり落ちているように見えましたが、拡大して確認すると、通常のシャワーヘッド側は肌の溝のなかに赤い色素がかなり残っています。一方、U+側は完全ではないものの、クレンジングなしでも口紅があまり残っていません。実際のメイクとは環境は違いますが「普通のシャワーよりは汚れが落ちやすいのかも」という期待はできそうです。
ちなみに、肌の汚れ落ちとともに気になっていたのが頭皮。こちらもU+使用前と約3カ月後にマイクロスコープで頭皮を撮影して比較してみました。
写真を見ると、使用前は毛穴周辺にやや黄色っぽく見える部分がありましたが、3カ月後の写真では目立ちにくくなっているようにも見えます。とはいえ、頭皮の同じ場所を厳密に撮影することは難しく、照明やピントなどの条件も完全には揃えられていません。そのため、この変化をU+による効果だと断定することはできませんでした。一方で、使用感としては変化を感じています。シャンプー後に頭皮を触ったときのすっきり感が以前より高くなり、髪にコシがでたような気もします。これはファインバブルだけではなく、ポイントジェットによるマッサージの効果もあるかもしれません。
満足度は高いけど、35,000円の価値は人によって評価が分かれそう
約3カ月使った結論として、筆者が最も気に入ったのはポイントジェットでした。頭皮にグイグイと刺激が伝わる使用感は想像以上に気持ちよく、シャンプー前の予洗いが少し楽しみになるほど。またミストモードも、シャワーで洗顔まで一括して終わらせられるため、汚れ落ちだけではなく時短に貢献。洗顔やクレンジング時に使うことで「メイクがちゃんと落ちているだろうか」と気にするストレスも減りました。
一方で、ファインバブルによる美容効果については評価が難しいところ。今回の検証ではメイク落ちの違いはありましたが、現在は1万円台から購入できるファインバブルシャワーヘッドもたくさんあります。その意味では、本製品の価値をどう評価するかはReFaというブランドへの信頼や期待感によって変わってきそう。個人的にはReFaらしいラグジュアリーなデザインも含めて、シャワーの時間そのものを少し特別にしてくれるという点で、満足度の高い製品でした。














