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14万円から購入できるリチウム電池仕様のジョイスティック型電動車いす2種 ～介護保険適用商品
2020年2月10日 13:43
トライクスジェイピーは、介護保険適用商品として福祉用具コード(TAISコード)を取得した、リチウム電池仕様のジョイスティック型電動車いす2種を発売した。「スタンダードモデル」と「スモールタイヤモデル」をラインナップ。価格は順に140,000円、160,000円(非課税)。
「普通型」と呼ばれる、常にモーターを原動機として動作する車椅子。電池持ちに優れたリチウムイオン電池を搭載し、操作しやすいジョイスティック型ながら、従来品よりも低価格を実現した点を特徴とする。
速度は最大6km/hで、ジョイスティックにより5段階で調整可能。ブレーキは電磁式と手動式の両方を備えており、不意に後ろに転倒をしないようにする転倒防止バーも備える。このほか後進時に車椅子の後方の人へ警告を与えるバッグブザー、車椅子に乗降しやすい開閉式ひじ掛け、上下に無段階調整できるフットレストなどを搭載。背もたれも折りたたみ式でコンパクトに収納できる。
スモールタイヤモデルは、周囲の人に威圧感を与えにくい14インチスモールタイヤを採用。スタンダードタイプに比べホイールベース・トレッドが広いため、安定性が高いという。また座席位置も前寄りのため、後ろに転倒するリスクが少ないとしている。
スタンダードモデルは、ホイールリム付きの大径24インチタイヤを採用。少し動かしたい時や、電動装置に異常があった場合でも手動で移動できるという。ノーパンクタイヤを採用しているため、屋外走行時にパンクする心配もないとしている。
本体サイズは、スモールタイヤモデルが1175×655×940mm(幅×奥行き×高さ)、重さ45kg。スタンダードモデルが1150×660×910mm(同)、重さ35kg。いずれも座面サイズは460×445×480mm(同)。耐荷重は120kg。バッテリーは24V-12AHリチウムイオンバッテリー。満充電にかかる時間は8〜10時間。満充電時の走行可能距離は約15〜20km。登坂能力は8〜15度。なお、充電器や予備バッテリーなどは別売で用意される。
