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子ども向け車いすに使える電動アシストユニット
(2014/10/31 13:02)
ヤマハ発動機は、車いす用の電動アシストユニット「JWX-2」の20インチ仕様を、11月7日に発売する。希望小売価格は、ニッケル水素バッテリー型が327,000円、リチウムイオンバッテリー型が396,000円(税抜)。
従来の22インチ、24インチ仕様に加えて、駆動車輪径は3種類になり、取り付け可能な車いすを拡大した。身体の成長や症状の変化にあわせ微調整が欠かせない、子ども用車いすへの装着を望むニーズの高まりに応えたとしている。
ハンドリム操作の負荷に応じて電動の補助力がはたらく、車いす用電動アシストユニット。一般的な手動の車いすに装着して使用する。操作負担の大きい坂道やじゅうたんの上なども、スムーズに操作できるという。バッテリーを分離型にし、電動に見えないデザインを採用している。
機能面では、パソコン用の専用ソフトウェア「JW Smart Tune」に対応しており、アシスト力や応用性、左右バランスなど症状に合わせた細かい設定ができる。
バッテリーは、ニッケル水素とリチウムイオンに対応する。充電時間は、ニッケル水素使用時が約2.5~3時間、リチウムイオン使用時が約4.5時間。連続走行距離は、ニッケル水素使用時は約20km、リチウムイオン使用時は約40km。
バッテリーを含まない、本体重量は約15kg。ユニット耐荷重は80kg。電源は、AC100V~240Vに対応する。