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【CES 2020】光触媒利用の空気清浄機「puripot」に、壁掛け型とスタンドライト型が登場
2020年1月10日 14:49
空気清浄機「puripot」を開発するDadam Micro Inc社は、1月7日から10日(現地時間)にアメリカ・ラスベガスで開催されるコンシューマー・エレクトロニクス・ショー「CES 2020」で、壁掛け型の「puripot airFrame F1/F1N」、スタンドライト一体型の「puripot airLamp L1/L1N」を発表した。両製品はいずれも「CES 2020 INNOVATION AWARD」を受賞。
いずれも二酸化チタンを利用した光触媒による空気清浄機。波長460nm可視光線により光触媒が反応し、空気中の細菌、ウイルス、タバコ臭、ホルムアルデヒド、VOCなどを分解できるとしている。いずれも同社所在地の韓国で、4月の発売を予定しているという。
壁掛け型の「puripot airFrame F1/F1N」
MEMSマイクロチップアレイを帯電させることで空気中の細かいホコリを収集した上で、光触媒で空気を浄化する壁掛け型の空気清浄機。プラズマクラスターなどとは異なり、10V未満の電力で同レベルの空気清浄効率が得られるとしている。
壁掛けのほか、置き型でも利用可能。「F1N」はWi-Fiを内蔵しており、専用スマートフォンアプリを介しての操作が可能。価格は、「F1」が600ドル、「F1N」が790ドルを予定。
スタンドライト型の「puripot airLamp L1/L1N」
ポリエステル不織布フィルターによりホコリを収集した上で、、光触媒で空気を浄化する壁掛け型の空気清浄機。
不織布フィルターは、二酸化チタンによる光触媒コーティングが施されており、集塵効率は一般的なHEPAフィルター比で50%以上アップしているという。またこのフィルターは洗浄が可能で、洗浄しても効果が落ちないという。
「L1N」はWi-Fiを内蔵しており、専用スマートフォンアプリを介しての操作が可能。価格は「L1」が160ドル、「L1N」は未定。
なお、両製品ともアメリカ、日本での発売は未定だという。