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フィットネスクラブ「JOYFIT+」などで使われているコードレスEMSスーツ、本格販売開始
2019年11月26日 00:00
ウェルネスフロンティアは、コードレスで動きに制限がないEMSスーツ「Easy Motion Skin」の販売を、対個人向け、対企業向けに本格的に開始した。製品の個人向け販売であるプライベートエディションシステム(スーツ1着、パワーボックス1個、ストラップ)の価格は、1セットで40万円。
コードレスで使えるEMSスーツ。EMSは脳からの指令と同様の信号を筋肉に与えることで、筋肉をダイレクトに運動させるテクノロジーのこと。それを活用したEMSトレーニングは、世界のトップアスリートをはじめ、欧米のフィットネス先進国で多く採用されているという。
Easy Motion Skinの特徴は、EMSスーツの要である「電気の信号」をコードレスでスーツの電源部分に送れること。着用時の動きに制限がなくなり、サイクリングなどの屋外アクティビティを含め、トレーニングの幅を大きく広げられるとする。
運転モードなどの操作はiPhone/iPadアプリから行なえる。専用アプリには、運動医科学的に実証された目的別のトレーニングプログラムを30種類以上備えている。デバイスとの連携はBluetooth機能を使用する。
アプリでは、最大4着のスーツを同時に操作可能。トレーニングに参加している4人に対し、個別で電気の強さを調整でき、参加者ごとのレベルや身体のコンディションに合わせたサービスを提供できるという。
なおEMSスーツは、ドイツのEasy Motion Skin社の製品で、ウェルネスフロンティアは2018年に日本正規販売代理店契約を締結。運営しているフィットネスクラブ「JOYFIT+」での導入を同年9月に開始し、500着以上の導入実績を重ね、多くのユーザーから好評だという。
今後はフィットネスクラブに限らず、美容室やリハビリ施設などのビジネスの付帯サービスとして使われることを想定している。さまざまな企業への導入を検討してもらうために、今回新たに専門の外部販売窓口を設けたとしている。
【お詫びと訂正】
記事初出時の製品価格について「価格は40万円」としておりましたが、40万円は「スーツ・電源機器を含む、個人向け販売であるプライベートエディションシステムの価格」でしたので、その旨を追記しました。