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家電製品協会、スマートハウスのエキスパート「スマートマスター」をサイトで全国から検索可能に

 一般財団法人家電製品協会 認定センターは、家電製品協会認定センターのホームページで、「スマートマスターがいるお店・オフィス」を都道府県別に公開した。消費者がスマートハウスに関してや先進のリフォーム、IoTやAIなどの革新技術と家電などに関して相談しやすくなったとする。

「スマートマスターがいるお店・オフィス」が検索できるサイト

 今年9月に実施された資格試験にて、スマートハウスのエキスパートである「スマートマスター」を、新たに625名、認定。これよりスマートマスターの資格保有者数は、累計7,045名となり全国1,076箇所の店舗やオフィスに在籍し、スマートハウスによって実現される新しい時代の住まいと暮らしに関して、消費者からの相談や注文に対応できる体制が整いつつあるとした。

 なおスマートマスターとは、家電製品協会が実施する資格試験に合格したスマートハウスのプロフェッショナル。スマートマスターは住居の構造から家電製品や住宅設備、さらには省エネ管理まで、豊富な知識を有し、消費者のスマートハウスづくりをサポートするという。

 そのため、スマートマスターに認定されるには下記のような認定要件がある。

・スマートハウスの将来性とメリットについて説明できる。
・ZEH(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)構築のための構成要件とその推進手順を理解している。
・スマートハウス化に向けたリフォームビジネスのポイントを理解し、実務のための基礎ができている。
・HEMSやスマートメーター等、住まいの省エネ化・ZEH化のための基幹システムの構成や機能について説明できる。
・太陽光発電や蓄電池ほか、主要なエネルギー関連商材について説明できる。
・暮らしの安全・安心・快適を実現するための家電製品等各種機器の基礎知識を有している。
・IoTやAI、ロボットなどの新たな技術の基礎とそれらがインフラとなって実現される暮らしのサービスなどについて理解している。
・スマートハウスの構築に関連する上で必要な法規やルールを理解するとともに、お客様に対する説明スキルを身につけている。

 またスマートマスターになるためには、同協会が毎年9月と3月に実施する試験を受ける必要がある。