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オリンパス、2つの指向性マイクで臨場感のある録音が可能なボイスレコーダー

 オリンパスは、指向性マイクを2つ内蔵し、臨場感のある高音質なステレオ録音を可能にするICレコーダーを10月11日に発売する。

 ラインナップは、内蔵メモリー8GBの「Voice-Trek V-873」と、同4GBの「Voice-Trek V-872」の2機種。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、8,900円前後、7,500円前後(いずれも税抜)。

Voice-Trek V-873

 本体上部に2つの指向性マイクを90度の角度で配置し、話者のポジションや距離感をリアルに録音できるボイスレコーダー。また、場所の広さや発言者との距離により、録音レベルを自動調整する「ボイスチェイサー」機能を搭載。「声が小さくて聞き取りづらい」や「大音量で音が割れて聞き取りにくい」といった失敗を、未然に防げるという。

2つの指向性マイクを90度の角度で配置し、話者のポジションや距離感をリアルに録音できるという

 このほか従来通り、語学学習に最適な「シャドーイング」機能や音楽や語学学習のコンテンツを管理しやすい「ミュージックフォルダー」、録音ファイルの検索性を高める「カレンダー検索」機能を備えている。中でも「シャドーイング」は、音声再生と無音再生を 繰り返すモードで、手本の音声に続く無音再生部に発声することで、リスニングと発声の両方を効果的に練習できるという。

 本体には、スライドレバーで出し入れできるUSB端子を内蔵。ケーブルがなくてもパソコンなどとダイレクトで接続でき、データの保存や共有がしやすい。

 また単四形ニッケル水素充電池を同梱する「Voice-Trek V-873」では、パソコンと接続することで本体を充電できるとする。

スライドレバーで出し入れできるUSB端子を内蔵
ケーブルレスで直接パソコンと接続できる

 いずれも本体サイズは39×18×111.5mm(幅×奥行き×高さ)。猛者は77g。

 「Voice-Trek V-873」と「Voice-Trek V-872」の違いは、内蔵メモリーの容量、同梱する乾電池、本体カラー。内蔵メモリーは、前者が8GBで後者が4GB。同梱乾電池は順に、単四形ニッケル水素充電池2本、単四形アルカリ乾電池2本。本体カラーは順に、ピアノブラックまたはシャンパンゴールド、シルバーまたはホワイト。

Voice-Trek V-872のシルバー
同ホワイト
microSDカードスロットを備え、2〜32GBのカードに対応する
録音時に便利なスタンドを備えている