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ランナーの足の動きを高精度に解析できる、開発中スマートフットウェア 〜テストランナーを募集

 no new folk studioは、ランナーの足の動きを高精度で解析し、ランニングフォームの改善をサポートするスマートフットウェア「ORPHE TRACK(オルフェトラック)」を開発した。

 今回、同シューズのオープンベータテストを実施し、モニターに参加するランナーを募集する。

ORPHE TRACK(オルフェトラック)

 専用のセンサーモジュールコンピューターを組み込み、走るだけでランニング指標の分析結果を把握できる、ランニングシューズ。

 センサーモジュールコンピューター「ORPHE CORE」が、リアルタイムにランナーの足の動きを計測。独自の歩容解析技術でゲイトサイクル(歩行周期)を解析し、ランニングフォームを精細に分析するという。

内蔵のセンサーモジュールコンピューター「ORPHE CORE」

 シューズを履いて走るだけで、ランナーの着地法(フォアフット/ミッドフット/ヒールストライクで分類)やプロネーション(着地時の足首のひねり角度、回内角度)などを、スマートフォンの専用アプリ「ORPHE TRACK Run」で指標化。ランニングフォームの改善に役立つという。

専用アプリ「ORPHE TRACK Run」
ランナーの着地法やプロネーションなどが確認できる
過去の履歴を確認できる

 解析可能なランニング指標は、着地法やプロネーションのほか、左右の足ごとの接地時間、ペース(ランニングのスピード)、毎歩ごと片足ずつのストライド(歩幅)、走りのテンポ。なお、解析可能な指標は、アップデートで今後も増えていく予定だという。

シューズをテストする皇居ランナーを募集

 開発中のORPHE TRACKを実際に使用し、使用感などをフィードバックするテスターを募集している。

 参加方法は、東京都千代田区の「ランニングステーションJOGLIS」へ行き、参加申し込みをすればORPHE TRACKをレンタルできるという。

 その後、皇居周辺を走った後に、同ランニングステーションへ戻って返却。記録したデータをアプリで確認し、アンケートに答えればよい。

 実施場所は「ランニングステーション JOGLIS(東京都千代田区麹町 1-7 FMセンター地下1F)」。受付時間は、平日7:00〜21:30/土 7:00〜18:00/日祝 7:00〜17:00。参加費用は無料だが、同ステーションの施設利用料金が必要となる。

 シューズは、24/26/27/28cmの4サイズを用意。重さは約350g。

シューズは、24/26/27/28cmの4サイズ
重さは約350g