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象印、炎のゆらぎを再現した高級炊飯器「炎舞炊き」に新モデル ~ごはんの甘みがアップ
2019年4月23日 17:10
象印マホービンは、2018年7月に発売した圧力IH炊飯ジャー「炎舞炊き(えんぶだき)」の新モデル「NW-KB10(5.5合炊き)」「NW-KB18(1升炊き)」を6月21日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、120,000円前後、125,000円前後(ともに税抜)。
圧力IH炊飯ジャーの新モデル。「炎舞炊き」は、3個搭載するIHヒーターを「ローテーションIH構造」により独立制御し、かまど炊きの激しい炎の「ゆらぎ」を再現した点が特徴の炊飯器。
新モデルでは、かまど炊きび炊飯で言われる"始めチョロチョロ中パッパ、赤子泣いてもふた取るな"での、中パッパから沸騰までの間で、3個のヒーターを段階的に加速することで、炎のゆらぎをより激しくしたという。
これにより、炊飯時に内釜内部の対流が促進され、米の甘み成分である還元糖の量が2%アップし、ごはんの甘みがアップしたとしている。
また外観では、ふたパネルに銀糸の織物のような地紋様を新たに採用することで、指紋残りを目立ちにくくしたという。本体カラーは、和を感じる「黒漆(くろうるし)」、清潔感のある「雪白(ゆきじろ)」の2色展開。
内釜は、引き続き「豪炎かまど釜」を採用。IHと相性が良い鉄素材を、熱伝導率の高いアルミと、蓄熱性・耐久性に優れるステンレスではさむことで、大火力を活かした炊飯に加え、高い耐久性を実現したという。形状面では、ふち部分を厚くすることで側面からの熱の逃げを抑え、平らな面と斜めの面を併せ持つ底形状が、激しい泡の対流を促進するとしている。
炊飯メニューは、前回のごはんの感想を入力すれば炊き方を微調整する「わが家炊き」メニューを引き続き採用。炊きあがりの粘りを11段階、固さを11段階、全121通りから設定できる。
圧力の強さと時間を調整して寿司飯・白米・玄米までを7通りの食感で炊き分ける「7通りの炊き分け圧力」、40時間おいしく保温できる「極め保温」、手入れが簡単な蒸気ロセットなしの二重内ぶた構造や、におい残りを軽減する「クリーニング」などの機能も搭載する。
5.5合炊きの「NW-KB10」は、本体サイズが275×345×235mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約8.5kg。炊飯時消費電力は1,240Wで、炊飯1回あたりの消費電力量は154Wh、保温1時間あたりの消費電力量は16.2Wh。
1升炊きの「NW-KB18」は、本体サイズが310×375×265mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約10kg。炊飯時消費電力は1,370Wで、炊飯1回あたりの消費電力量は186Wh、保温1時間あたりの消費電力量は21.7Wh。
いずれも置き場所に困らない「立つしゃもじ」が付属し、カラーは本体カラーに合わせた黒もしくは白。
また1升炊きの本機で炊飯したごはんは、大阪・難波のごはんレストラン「象印食堂」にて6月下旬から提供されるという。