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エレクトロラックス、メインユニットを上下にスライドして重心を変えられるスティッククリーナー
2018年10月23日 16:11
エレクトロラックスは、掃除場所に応じてメインユニットを上下に移動して利用できる、サイクロンスティッククリーナー「Pure F9(ピュア・エフ・ナイン)プラス PF91-6B」を、11月2日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は84,800円前後(税抜)。
モーター&ダストカップなどからなるメインユニットを、好みで上下に移動して利用できるスティッククリーナー。メインユニットは片手で無段階で上下できるため、例えば、床掃除では手元の軽い下重心で、ソファ下の掃除ではヘッドを操作しやすい上重心でと、必要に応じて切り替えて利用できる。また同社製のスティッククリーナーらしく、上重心、下重心いずれの状態でも自立する。
下重心時の体感重量は約0.9kgで、他の上重心タイプクリーナーの約半分の重量だとしている。またヘッドからハンドルまでが一直線となり、全体が床にくっつくため、上重心時には、ヘッド高にあたる8cmまでのすき間を掃除できるという。ヘッドには、大小2種類のブラシ、ラージホイール、LEDライトを搭載。またヘッドを、90度横に曲げられるため、テーブルの足まわりなどの掃除もしやすいという。
またパイプの長さは、スライドで約84~120cmに無段階に変更可能。利用者の身長に応じた使い分けができる。本体の重心とパイプ長を自由に変更できるため、掃除箇所を選ばず1台のみで家中を掃除できるとする。
700mlの大容量ダストカップを搭載し、ゴミ捨て回数を大幅に減らせるとする。また5段階のフィルターシステムを搭載。サイクロン、サイクロンコーンフィルターに加え、メッシュフィルターとマイクロフィルターで20μmまでの粒子を、高性能排気フィルターで2.5μm以下の微粒子をキャッチする。ダストカップと各種フィルターは、全て水洗いが可能で、清潔を保てるという。
吸引力のポイントとなるモーターには、摩擦が少ないうえ回転効率の良い、新開発のデジタル・ブラシレス・モーターを採用。販売数上位の他社製同価格帯モデルと比較して、クラス最高レベルの吸引力を実現しているという。省電力性能にも優れており、強モードで約17分、標準モードで約30分、低電力モードで約60分の稼働が可能だという。自動でパワー選択を行なえる、オートモードを搭載する。
ほかには、英国アレルギー協会認定のUVライト搭載の「UVベッドノズル」、ブラシノズル・隙間ノズル・布用ノズルが1つになった「3in1ノズル」、長い先端が特徴の「デリケートブラシノズル」、ノズルの角度を変更できる「マルチアングルチューブ」が付属する。
またヘッドを取り外すと、パイプの中からホースの先端が現れ、引き出すだけで、手軽に手元も掃除もできる。UVベッドノズル以外のノズルは、このホースに接続して利用可能。
利用中のモードや電池残量は、メインユニット中央のLEDに表示される。搭載する充電池は、36Vのターボパワーリチウムイオン電池。充電所要時間は、6時間。A4サイズの充電台が付属する。
スティック時の本体サイズは、250×216×845mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約4.1g。本体カラーは、サテンホワイト、マホガニーブロンスの2色展開。
同時に、搭載する充電池が32.4Vで、オートモードが省略され、付属ノズルが3in1ノズルのみとなる「Pure F9 PF91-5O」も同時に発売される。価格はオープンプライス。店頭予想価格は68,800円前後(税抜)。本体カラーは、アイロングレー。
新製品発表会には、お笑いコンビ・野性爆弾の2人も登場。日本男性の家事関与率が世界でも低いとされるなか登場したロッシー氏は、家族もいるため掃除はしていると回答。そこへ、くっきー氏が"掃除機の妖精"として登場し、Pure F9の音が静かであることを実演。
2人で、重心の移動やパイプの長さ変更を実演したあと、ソファ下を掃除して見せた。最後に、くっきー氏は「スティック掃除機は、掃除を"楽しい"と思うものに変えてくれましたが、Pure F9はさらに"嬉しい"に変えてくれる1台です」と締めくくった。