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パナソニック、最大255Wの高出力を実現した住宅用 太陽電池モジュール「HIT」
2018年9月12日 15:58
パナソニックは、最大255Wの高出力を実現した「住宅用 太陽電池モジュール HIT P255α Plus」を、2019年1月21日に発売する。価格は176,500円(税抜・工事費別)。受注開始予定日は2018年11月21日。
パナソニックの住宅用太陽電池モジュール「HIT」の最上位モデル。従来品と同じ面積ながら、最大出力を255Wに高めた点が特徴。太陽電池は光により発生したプラスとマイナスの「電荷」が再結合によって消失する発電のロスがあるが、P255α Plusでは新たな技術で電荷を制御。再結合による消失を低減し、変換効率を高めたという。設置スペースが限られる住宅屋根でも、より大きな発電量を期待できるとしている。
また、一般的に太陽電池は温度の上昇に弱く、直射日光を受けて温度が上昇すると発電量が低下。温度が10℃上がると出力が5%下がると言われている。HITは一般的な太陽電池に対して温度の影響による出力の低下を半分程に抑えており、高温下においてシリコン系太陽電池モジュールとして世界最高水準の発電性能を実現しているという。
このほか、出力保証と機器瑕疵保証を合わせた「モジュール25年保証」を無償で適用。トップクラスの保証期間で、長期に渡る安心を提供するという。
パネルサイズは、1,580×812×35mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約15kg。公称最大出力は255W。モジュール変換効率は19.9%。