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5月の家電出荷額は2カ月ぶりのプラス~JEMA調査

 日本電機工業会(JEMA)は、2018年5月の国内出荷実績を発表した。出荷金額は、前年同月比1%増の1,938億円で、2カ月ぶりのプラスとなった。

 製品別の出荷額と前年同月比は、ルームエアコンが737億円で0.8%増となり4カ月連続のプラス、冷蔵庫は324億円で0.1%増、洗濯機は253億円で9.2%増で、いずれも2カ月ぶりのプラスとなった。

 また主要製品の出荷数量の前年同月比は、掃除機が4.5%増、電子レンジが0.1%減、炊飯器が8%減、IHクッキングヒーターが4.6%増。

 出荷動向のトピックは、冷蔵庫は半数が401L以上となり、洗濯機は8.0kg以上の伸びが二桁台。掃除機はキャニスター型は減少傾向で、スティック型が約3割、電子レンジはオーブンレンジが減少し単機能レンジが増加傾向。炊飯器はIH式が全体の7割を維持し、IHクッキングヒーターは2口以上のビルトイン型が8割となっている。

 JEMAによれば、消費者の省エネ製品・高付加価値製品に対する関心は引き続き継続しているという。

過去1年の国内出荷金額動向