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2017年度の家電出荷額は3年連続のプラス、暑さと寒さでエアコンが好調

 日本電機工業会(JEMA)は、2017年度および、2018年3月の国内出荷実績を発表した。2017年度の家電出荷金額は、対前年比1.7%増の2兆3,665億円で、3年連続のプラスとなった。

 夏の西日本を中心とした暑さや、この冬の寒さなどによりルームエアコンが好調に推移し、また高付加価値製品を中心とした買い替え需要にも支えられたことなどが、プラスの理由として挙げられている。

 2018年3月単月の出荷金額は、前年同月比5.8%増の2,308億円で3カ月連続のプラスとなった。製品別で見ると、ルームエアコンが14.7%増の751億円で2カ月連続のプラス、冷蔵庫が6.2%増の418億円、洗濯機が15%増の368億円で、いずれも3カ月連続のプラスとなった。

2017年度の家電出荷金額