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東芝、パワーアップした真空機能で炊飯時間が短くなった高級炊飯器
2018年5月10日 13:24
東芝ホームテクノは、真空ポンプの強化により炊飯時間が短くなった「真空圧力IHジャー炊飯器 RC-10ZWM」(5.5合炊き)を、6月上旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は13万円前後(税抜)。
ふっくら芯まで炊き上げる「かまど炊きのおいしさ」を追求し、圧力と真空の“合わせ炊き”を行なう真空圧力IHジャー炊飯器。ごはんの甘みや粘りといった、お米本来の旨さを引き出すという。同社の炊飯器において、フラグシップモデルに位置づけられる。
新モデルでは真空ポンプをパワーアップし、従来機種の0.6気圧から0.5気圧に進化。これにより、ひたし時により素早くお米に吸水できるようになった。食感の炊き分けができる「かまど名人」コースでは、炊飯時間を約30%短縮。食感おすすめ選択時で3合のお米を炊く時間は、従来は約55分だったが、新モデルでは約38分を実現している。
また、玄米と白米を混ぜて炊く「白米混合」コースにおいて、混合比率を3通りから選べるようになった。従来の「白米2:玄米1」に加えて、「白米1:玄米1」、「白米1:玄米2」も追加し、好みに合わせて選択可能。
炊飯コースはこのほか、そくうま/炊き込み/雑穀米/麦ごはんなどを用意。かまど名人コースの食感炊き分け(白米・無洗米)は、11通りから選べる。甘みをさらに引き出す「甘み炊きコース」は、食感を3通りから選択できる。真空保温機能も搭載し、最大40時間の保温が可能。
内釜は、大きな熱対流を生み出して釜の中心までしっかり加熱する「備長炭かまど本羽釜」を採用。
本体サイズは、245×328×228mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約7.2kg。消費電力は1,420W。カラーはグランホワイトとグランブラックの2色。