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ミーレ、衣類の量に合わせて洗剤を自動投入するドラム式洗濯乾燥機

 ミーレ・ジャパンは、衣類の量に合わせて洗剤を自動投入するドラム式洗濯乾燥機「WT1シリーズ」を、3月1日に発売する。マンションに置ける洗濯/乾燥容量8kg/5kgの「WTZH 130 WPM」と、ビルトイン対応で容量7kg/4kgの「WTH 120 WPM」の2機種を用意。価格は順に、54万円、46万円(税抜)。

マンション対応「WTZH 130 WPM」
ビルトイン対応「WTH 120 WPM」

 洗剤の自動投入機能を備えたドラム式洗濯乾燥機。重量センサーで庫内にある衣類の量を計測し、最適な量の専用洗剤と漂白剤を自動投入する。別売りの洗剤詰め替え用コンテナを使えば、市販の液体洗剤や柔軟剤にも対応する。

 洗濯プログラムを豊富に用意し、素材や汚れに応じて最適な洗濯ができるという。コースは、日常的な洗濯物に適した自動洗いから、コットン/ジーンズ/シャツ/ウール/シルクなど細かく用意する。このほか、水温も20/30/40/60/75/90℃と幅広く選択可能。

 ドラム槽は、表面をハニカム(蜂の巣)状に設計した独自技術を採用。薄い水の膜を作り、衣類をやさしく保護しながらしっかり洗浄する。ハニカム形状によりドラム自体の強度も増し、高い耐久性を実現している。

豊富な洗濯プログラムを用意する

 また、高い洗浄力はそのままに、洗濯/すすぎ/乾燥までの時間を大幅に短縮したという。WTH 120 WPMの場合、4kgの洗濯物に掛かる時間は、洗濯~乾燥で2時間45分、洗濯のみであれば58分で完了する。

 このほか、衣類のシワを軽減するスチームケア機能を搭載。プログラム終了後、ドラム内全体にスチームを均等に行き渡らせてシワを取り、アイロン掛けの時間を短縮するという。

 本体サイズは、WTZH 130 WPMが596×714×846~854mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約102kg。WTZH 120 WPMのビルトイン寸法は、610×650×820mm(同)以上。いずれも電源は200Vで、乾燥時の定格消費電力は1.9kW。専用洗剤が同梱する。