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寒さが一段と増した12月に暖房器具販売が急増〜GfK調査

 例年、10月頃から本格化し、12月にピークを迎える暖房器具の販売。GfKジャパンは、10-11月の家電量販店におけるは暖房器具の販売動向を発表した。

 販売台数では前年比6%増と堅調。製品カテゴリー別では、特に電気温風機と電気ストーブが好調で、それぞれ同14%増、11%増となった。

10-11月の暖房器具販売台数の推移

 電気温風機の売れ筋には、加湿機能や人感センサーを搭載したモデルのほか、持ち運びのしやすいコンパクトなモデルが多かった。これらは、足元や洗面所などで使用するスポット暖房としての需要が高いと予想された。

 なお、寒さが一段と増した12月4日からの2週間では、全国の暖房器具の販売台数が、前年比で22%増と急伸した。

 エアコンに関しては、暖房性能の向上により、冬場の使用が増えていると分析。10-11月の販売台数は前年比1%増。全体ではわずかな伸長だが、寒冷地仕様モデルは同13%増となった。

 従来はエアコンを必要としなかった北海道や東北などの寒冷地で、夏場にエアコンを必要とする場面が増え、年間を通して使える寒冷地仕様モデルのニーズが高まっているとする。

 エアコンに関しても、12月4日以降の2週間の販売台数前年比は、エアコン全体で17%増、寒冷地仕様モデルが36%増と急伸した。

2017年エアコン販売台数前年比