家電製品ミニレビュー
冷え性に悩む女性におススメ! 足元ヒーターで頭寒足熱、電気代もダウン
2017年2月14日 07:30
2月半ば、まだまだ寒い日が続いている。特に冷え性に悩む人には辛い時季だ。年々冷えが気になるようになってきた筆者もこの冬、机に向かうときはエアコンに加え、ヒーターもつけてしのいでいた。
しかしある月の電気代を見てビックリ!! 消費電力1,000Wのヒーターでポカポカしていたら、電気代が前の月と比較して約1.5倍に跳ね上がってしまったのだ。これはイカン! 寒くても我慢しなきゃダメかも……と考えていた折、出合ったのがドウシシャの「足元ヒーター」だ。
メーカー名 | ドウシシャ |
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製品名 | 足元ヒーター「DFSH-316」 |
実売価格 | 7,969円(Amazon) |
その名のとおり、足元を温めてくれるパーソナルサイズのセラミックファンヒーター。上部から出てくる温風が循環し、足元を包み込むように温めてくれるという。消費電力が130Wと抑えめなのもポイントだ。
ありがたいのは、ヒーターの両サイドに活性炭フィルターがついていること。万一クサい足を入れ、それが温められると……と考えるとゾッとするが(笑)、このフィルターがあれば気になるニオイも和らぎそう。また温風を受け続けるとお肌が乾燥してしまうが、その対策にもなるという。
温度は42℃まで上がり、冷え切った足もポカポカに
さっそくデスクの下に置いて使ってみた。操作はスイッチのオン/オフのみ。オンにすると、ファンが回り始め、温風が出てくる。最初はさほど温かくないが、時間が経つごとに、確かな温かさが感じられるようになってきた。
キンキンに冷えてしまった足先を入れると、これが気持ちいい! 内部全体が温まってくると、足全体が包み込まれるような温かさを感じられる。逆に自分の足がいかに冷えていたのかを実感した。
しかし、いったい何度くらいまで上がるのだろう。温度計を入れて計ってみた。
42℃といえば、ちょっと熱めのお風呂の温度。まさに足湯に浸かっているような心地よさだ。筆者は冷え性のため、このくらい温めてもらえると芯まで温まるようで、ホッとする。ちなみに本製品には、サーモスタット機能がついているため、42℃以上に熱くなることもなさそうだ。
一方、温湿度計を入れて気になったのは、湿度の低下だ。温風を吹き出しているのだから、当然のこといえば当然だが、素足を入れると冬のお肌が余計乾燥してしまう可能性もある。使った後は、きちんと保湿をしたほうがよさそうだ。
またコンパクトなため、足のサイズによっては小さいと感じる人もいるかもしれない。そうでなくても、足は礼儀正しくそろえておかなければならず、足を組むなど論外だ(笑)。
エアコンの設定温度が下げられ、電気代も節約できる
足元が温かいと、全身が温かく感じられる。というより、今までどんなにエアコンをつけても寒く感じていたのは、足が冷えすぎていたせいかもしれない。おかげでエアコンの設定温度を下げることができた。
何よりうれしいのは、電気代が安くなることだ。今まで使っていた赤外線ヒーターの消費電力は、なんと1,000Wだったので、1日5時間毎日使うと、一カ月の電気代は約4,000円! そりゃあ、電気代も跳ね上がるわけだ……。
一方、この足元ヒーターは消費電力が130Wなので、同じ計算でも電気代は約526円。これなら安心して使い続けられるというものだ。
この足元ヒーターは、何も冬だけ使えるものではない。エアコンが効きすぎて寒い、という夏場のオフィスでも活躍してくれるだろう。いずれにしても電気代が安いのに足を芯まで温めてくれる足元ヒーターは、冷え性に悩む女性に役立つこと間違いなしだ。