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シャープ、AIoTエアコンや空気清浄機が「Amazon Alexa」に対応

 シャープは、無線LAN搭載のルームエアコンと空気清浄機が、Amazonのスマートスピーカー「Amazon Echo」に対応したことを発表した。音声操作で、電源のON/OFFや設定温度を切り替えるスキルなどを、「Amazon Alexa」アプリにて提供を開始した。

無線LAN搭載のルームエアコンと空気清浄機が、スマートスピーカー「Amazon Echo」に対応

 「Amazon Echo」は、クラウドベースの音声アシスタントサービス「Alexa」を搭載したスマートスピーカー。話しかけるだけで音楽の再生やアラームのセット、天気やニュースの読み上げをできる点が特徴。無線LANを搭載した家電とも連携でき、Amazon Echoに話しかけることで家電の操作も可能とする。

 今回対応したのは、2017年9月以降に発売したAIoT加湿空気清浄機と、12月以降に発売する無線LAN内蔵のルームエアコン。AIoTクラウドサービス「COCORO AIR」を備えており、Amazon Echoに「アレクサ、ココロエアーを使ってエアコンつけて」、「アレクサ、ココロエアーを使って空気清浄機をおやすみにして」などと話しかけると、操作を行なってくれる。このほか、エアコンの温度調節も可能。

 エアコンと空気清浄機は、専用アプリからも操作できる。連携運転も可能で、空気清浄機の照度センサーが照明オフを検知すると、エアコンも自動でおやすみ運転に切り替わる、また、エアコンが暖房運転をすると、空気清浄機が自動で加湿運転する機能なども備える。

音声サービス「Alexa」を搭載したスマートスピーカー
「アレクサ、ココロエアーを使って空気清浄機をおやすみにして」などと話しかけると、操作を行なう

 なお、新製品のルームエアコン「Xシリーズ」と、加湿空気清浄機「KI-HP100」においては、新開発の独自イオン「プラズマクラスターNEXT」を搭載。従来の「プラズマクラスター25000」から、イオン濃度を約2倍の約50,000個/cm3に高めており、「ストレスが溜まりにくい」、「集中を維持しやすい」環境をつくることを実証している。

 いずれも2018年1月25日の発売を予定しており、価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、23万~37万円前後、13万円前後(税抜)。

ルームエアコン「Xシリーズ」
加湿空気清浄機「KI-HP100」