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コニカミノルタ、汗臭や加齢臭を嗅ぎ分けて注意を促してくれる世界初のニオイチェッカー
2017年7月13日 15:06
コニカミノルタは体臭測定ソリューション「Kunkun body」の先行販売を、クラウドファンディング・プラットフォーム「MAKUAKE」で開始した。価格は30,000円(税込)を予定しているが、先行販売では22,500円(税込)から購入できる。製品が手元に届くのは10月中となる。
頭/ワキ/耳の裏のニオイを検知し、汗臭/ミドル脂臭/加齢臭の3大体臭をレベル表示する体臭測定ソリューション。
スマートフォンとBluetooth連携させて使用。専用アプリを起ち上げ、本体を測定したい場所に近づけて20秒ほどかざすと、測定された体臭データがアプリに送られ、結果が表示される。
測定結果は、汗臭/ミドル脂臭/加齢臭を各10段階で表示。レベルにより、ニオイ対策が必要かどうか、客観的な判断をしてくれる。
本体サイズは約53.5×108.5×22.5mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約100g。リチウムイオン電池を内蔵し、Micro USBケーブルで充電する。
口臭や香水のニオイなどもチェックできるようになる
発表会では、製品の企画開発からマーケティングまでを主導する、コニカミノルタ ビジネスイノベーションセンター(BIC) ジャパンの甲田大介氏が登壇。「これまでニオイの強弱を測定するデバイスはあったが、ニオイを嗅ぎ分けられるのは世界初」だという。
本体には、ニオイを検知するセンサーを4つ搭載する。これらのセンサーに、同じニオイを当てても、それぞれ少しずつ反応の異なる波形を示す。その反応の異なりを機械学習で覚え込ませて、汗臭/ミドル脂臭/加齢臭が、それぞれどれくらいあるのかを測定するのだという。
「口臭や香水の付けすぎなども、ひとつのエチケットとして測るべきニオイだと認識しています。今は汗臭/ミドル脂臭/加齢臭だけしか学習させていませんが、ゆくゆくは口臭や香水ニオイも学習させ、ファームアップによって対応していきたい」(甲田氏)。