やじうまミニレビュー

話題の次世代タバコ「IQOS」と「glo」、比べてみたらこんなに違った!

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 タバコメーカー各社が力を入れ始めている次世代タバコ。フィリップ モリス ジャパンの「IQOS(アイコス)」ブランドは、品切れするほどの人気が続いている。対するブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンの「glo(グロー)」ブランドは、これまで仙台市での限定販売だったが、7月3日から東京都/大阪府/宮城県全域での販売を開始する。東京都と大阪府では、両ブランドがシノギを削ることになるのだ。そんなIQOSとgloの違いを、改めて見比べてみた。

glo(写真右)とIQOS(同左)

デバイス、専用タバコとともに価格差は少ない

 IQOSとgloは、それぞれ専用のタバコを購入し、ヒーター内蔵のデバイスに差し込んで吸う加熱式タバコ。紙巻きタバコとは違い、ライターやマッチを使わない代わりに、ヒーター内蔵のデバイスを充電する必要がある。

 デバイスの価格は、IQOSが9,980円/10,980円、gloが8,000円(いずれも税込)。専用タバコの価格は、IQOSの「マールボロ」シリーズが460円、gloの「ケント」シリーズが420円。いずれも紙巻きタバコに準じた価格設定となっている。

glo専用タバコ「ケント・ネオスティック」
IQOS専用タバコ「マールボロ・ヒートスティック・スムース」

吸いやすいのはIQOSだが、何本も連続して吸えるのはglo

 IQOSのデバイスは、ホルダーとチャージャーに分かれているのが特徴。タバコを差すホルダーを充電するためのチャージャーが必要で、1度吸うごとに、ホルダーをチャージャーにセットして充電する必要があるのだ。最新モデル「IQOS 2.4 Plus」では、ホルダーの充電時間が約5分となっている。IQOSのメリットは、ホルダーが細く、紙巻きタバコから移行しても吸った時の違和感が少ない点。

IQOSのホルダーを充電するためのチャージャー
IQOSはチャージャーとホルダーと専用タバコが必要
ホルダーの充電が完了したら取り出して、タバコをセットしてから吸う。1回吸うごとにホルダーを充電する必要がある(約5〜6分)

 一方のgloは、デバイスが1台というシンプルな構成。本体にタバコを差して、そのまま吸う。連続で20回以上吸えるのが大きなメリット。チェーンスモーカーであれば、こちらがオススメとなる。ただし、gloは吸う時に持つ本体が大きいので、紙巻きタバコと同じ感覚で吸おうとすると、少しとまどい、慣れが必要になる。

gloの本体
gloは、本体と専用タバコだけのシンプルな構成
本体に専用タバコを差して吸うだけ。1回の充電で約20回以上、連続して喫煙できる
ブランド名IQOS(アイコス)glo(グロー)
本体サイズ
(幅×奥行き×高さ)
50×15×111mm
(チャージャー)
44×22×85mm
喫煙時サイズ94×14mm44×22×85mm
連続喫煙可能回数1回20回以上
実勢価格9,980円/10,980円8,000円
IQOSとgloの本体サイズの比較

河原塚 英信