やじうまミニレビュー
話題の次世代タバコ「IQOS」と「glo」、比べてみたらこんなに違った!
2017年6月6日 07:30
タバコメーカー各社が力を入れ始めている次世代タバコ。フィリップ モリス ジャパンの「IQOS(アイコス)」ブランドは、品切れするほどの人気が続いている。対するブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンの「glo(グロー)」ブランドは、これまで仙台市での限定販売だったが、7月3日から東京都/大阪府/宮城県全域での販売を開始する。東京都と大阪府では、両ブランドがシノギを削ることになるのだ。そんなIQOSとgloの違いを、改めて見比べてみた。
デバイス、専用タバコとともに価格差は少ない
IQOSとgloは、それぞれ専用のタバコを購入し、ヒーター内蔵のデバイスに差し込んで吸う加熱式タバコ。紙巻きタバコとは違い、ライターやマッチを使わない代わりに、ヒーター内蔵のデバイスを充電する必要がある。
デバイスの価格は、IQOSが9,980円/10,980円、gloが8,000円(いずれも税込)。専用タバコの価格は、IQOSの「マールボロ」シリーズが460円、gloの「ケント」シリーズが420円。いずれも紙巻きタバコに準じた価格設定となっている。
吸いやすいのはIQOSだが、何本も連続して吸えるのはglo
IQOSのデバイスは、ホルダーとチャージャーに分かれているのが特徴。タバコを差すホルダーを充電するためのチャージャーが必要で、1度吸うごとに、ホルダーをチャージャーにセットして充電する必要があるのだ。最新モデル「IQOS 2.4 Plus」では、ホルダーの充電時間が約5分となっている。IQOSのメリットは、ホルダーが細く、紙巻きタバコから移行しても吸った時の違和感が少ない点。
一方のgloは、デバイスが1台というシンプルな構成。本体にタバコを差して、そのまま吸う。連続で20回以上吸えるのが大きなメリット。チェーンスモーカーであれば、こちらがオススメとなる。ただし、gloは吸う時に持つ本体が大きいので、紙巻きタバコと同じ感覚で吸おうとすると、少しとまどい、慣れが必要になる。
ブランド名 | IQOS(アイコス) | glo(グロー) |
---|---|---|
本体サイズ (幅×奥行き×高さ) | 50×15×111mm (チャージャー) | 44×22×85mm |
喫煙時サイズ | 94×14mm | 44×22×85mm |
連続喫煙可能回数 | 1回 | 20回以上 |
実勢価格 | 9,980円/10,980円 | 8,000円 |