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真夏の寝苦しさを軽減する、オススメのエアコン設定は?
2017年7月4日 17:42
ダイキン工業株式会社は、「夏の寝室でのエアコンの使い方」について、20代~70代の男女1,000人を対象にその実態を調査した。
今回の調査結果から夏の寝室でのエアコンの使い方として「一晩中つけっぱなし派(23.5%)」、「タイマー使用(切り/入り)派(53.1%)」と、半数以上の人が「タイマー使用派」であることがわかった。
だが、どの使い方をしても「暑さで寝つけない(63.1%)」や「暑くて夜中に途中で起きてしまう(61.2%)」など、心地よい眠りにはつながっていないことも判明。
また、快眠のための対策として温度調節をしている人は多いが、快眠のために湿度コントロールしている人は少ないという結果も出た。
睡眠とエアコンの使い方の関係について研究している奈良女子大学の久保博子教授は、夏、快適に眠るためには入眠(眠り始め)に湿度をコントロールすることが重要と提言する。
「梅雨時から夏場にかけて、湿度は非常に高くなり、 室内でも時には80%ぐらいになることもあります。こうなると、 汗がなかなか乾かず、不快感とともに体温調整も上手くいかず寝つきが悪くなるということにつながります。
汗がべたべたと不快でないようにするめには、湿度を50%程度より低くするのがよい」
ダイキンは今回の結果を受けて、「猛暑が予想される今年の夏は、湿度をコントロールすることで、快適な睡眠が得られるかを試してみてはいかがでしょうか?」と提案する。