ぷーこの家電日記

第602回

幸先が良い2026年、猫が添い寝を覚えた

新年、あけましておめでとうございます。といっても、早くも1月の3分の1が終わろうとしているのだけど。本年もぷーこの家電日記をどうぞよろしくお願いします。

昨年末に、年末年始にやることと、今年の小さな目標を書いたのだけど、年末年始の結構長かった休みは完全に何もせずにドロドロと溶けてしまった。まぁ結構いつものことではある。忙しい時ほど「あれもしたいこれもしたい!」とやりたいことが自分の中に押し寄せてくるけれど、実際に時間が取れると何もしない。忙しい時の現実逃避のようなもので、私には特別やりたいことや信念があるわけでもなく、根っからの怠け者で時間があればただただダラダラと過ごしてしまうのである。

長期休暇の最終日に、いつも大きな後悔と罪悪感でいっぱいになり、「またやってしまった。なんてダメ人間なんだ! あぁ、休みをやり直したい」と泣きそうな気持ちになるのだけど、2026年の私はひと味違う。罪悪感を捨てたのだ(笑)。

やろうと思っていたことを何一つしていないので、全く落ち込まないかといえばそうじゃないんだけど、無駄に落ち込んでいても何のプラスにも解決にもならない。「こういうところも含めて私だなぁ」と思うし、「まぁ、休みの日に休んだってだけだな」と素直に事実を受け止めるだけ。これが自己肯定感ってやつじゃないか!? なぁんて自分の成長のようにいっているけれど、無駄に落ち込まずにいられたのは義妹のおかげだ。

新年明けてから義妹と姪っ子が遊びに来てくれたんだけど、「私この3日で1,000歩も歩いてない」というと、「えー! 凄いね。3日間家から一歩も出ずにいられるんだね? 私3日間家から出ちゃいけないってなったら、ちょっと気がおかしくなっちゃいそう。家でじっとできるのも才能だよ」と全く嫌味なしで褒められて、「そういう考えもあるんだ?」と内心かなり感動した。

何を持って充実しているかは人それぞれだけれど、色々やっている方が正しいし凄いとつい思ってしまう私は、何も「できなかった」と落ち込んじゃってたけれど、じっとしていることが「できる」と捉えるだけでちょっと違う。やっぱり天性の陽キャは格が違う。私も多分明るい方ではあるけれど、完全に矯正陽キャ。ネガティブに考えがちな思考の癖を、少しずつ少しずつ矯正してきた感じなので、ベースが根暗なのだ。

義妹は本当に太陽のような人で、常にポジティブだ。私が「結婚してよかったな」と思うことの中で「義妹と家族になれたこと」は結構大きな要素。新年早々義妹のポジティブ思考でハッとさせられたので、今年の目標に「ポジティブ強化」を軽く足していこうと思ったのです。とはいえ、あまりにも動かない才能がありすぎるので、健康的には非常に悪いことは認識している。なので、私は強制的に動くくらいがちょうどいい。体が動く限り仕事をして、趣味の家庭菜園も続けていかなければならないと胸に刻み込んだのであります。

今年の正月は本当に寝正月だった。寝ているかテレビを見ながら飲んでいるか。正月特番なんて特段興味ないのについ見てしまう。ずっとゴロゴロしていて「寝過ぎて腰が痛い」と思いながらも、起き上がるのも面倒でスマホ見ながらゴロゴロしたり。そんな私に飼い猫がニャーニャー鳴きながら呼びにくる。

我が家には3匹の猫がいるのだけど、2匹は家庭内野良猫みたいな感じであまり懐いていない。私には気まぐれで時々撫でられにくるけれど、夫には懐かないどころか、姿を見ると逃げるので触ることさえできない。1匹だけ非常に甘えん坊で膝の上にも乗ってくるし出かける時は玄関まで付いて来てくれる子がいる。我々人間だけじゃなく他の2猫からもとにかく愛されていて、我が家の頂点に君臨する10歳の三毛猫である。普段めちゃくちゃ甘えてくれるのに、寝る時だけは猫だけで寝る主義で、絶対に添い寝というものをしてくれない。

毎年冬になって寒くなると猫が布団に潜り込んでくるというシチュエーションにめちゃくちゃ憧れて期待していたけれど、絶対に一緒に寝てくれないのだ。分かっているのに懲りずに「ねぇ、お布団暖かいよ? 一緒に寝よ? おいで!」と10年近く毎晩のように誘ってしまう私。今年も冬がやってきて、諦めつつもちょっと期待してしまってた。

寝正月してる私にニャーニャーと声を出して呼んでくるモンだから「こっちで一緒に寝ようよー!」と声をかけると、「分かった」といわんばかりにやってきて添い寝を始めた!めちゃくちゃ感動したのだけど、嬉しすぎて震えるほど感動したんだけど、何故か左肩というか顔面の上で寝るのだ(笑)。これは添い寝じゃなくて乗り寝!? 嬉しいけどちょっと苦しいというか、猫が顔を動かすだけで髭がこそばゆい。

でも10年越しの願いが叶ってこれ以上贅沢いえない。これを逃すともう2度と添い寝できないかもしれない!と、重たい幸せを顔面に受けつつお昼寝をしたのであります。当人(猫)は「なんか悪くはないかも」みたいな感想だったようで、今も毎晩左肩から顔面に向けて乗ってくる。10分ほどで猫たちのベッドに戻っていくので、添い寝というより私への寝かしつけに近い(笑)。

猫もいくつになっても進化するんだなぁ。来年の今頃はもう猫にまみれてベッタリ添い寝生活!? まだまだ期待しちゃうぞっと。幸先良い2026年、冬の寒さと猫の重さを満喫しながらのスタートとなりました。今年も特別良い年になりますように!

徳王 美智子

1978年生まれ。アナログ過ぎる環境で育った幼少期の反動で、家電含めデジタル機器にロマンスと憧れを感じて止まないアラフォー世代。知見は無いが好きで仕方が無い。家電量販店はテーマパーク。ハードに携わる全ての方に尊敬を抱きつつ、本人はソフト寄りの業務をこなす日々。