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東芝、脱水時間を30分長くした「部屋干しコース」搭載の全自動洗濯機

 東芝ライフスタイルは、部屋干しコースを搭載した全自動洗濯機を、8月1日に発売する。洗濯容量8kgの「AW-8D5」と、7kgの「AW-7D5」の2機種で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、11万円前後、10万円前後。

全自動洗濯機「AW-8D5」容量8kg
「AW-7D5」容量7kg

 ガラストップデザインを採用した全自動洗濯機。洗濯蓋に、傷がつきにくく割れにくい強化ガラスを使用している。フラットなデザインのため、汚れがついても拭き取りやすいという。

 新搭載のコースとして「部屋干しコース」を用意。通常より脱水時間を30分追加したコースで、部屋干し時間を短縮させる。洗濯中は、水道水に抗菌成分であるAg+(銀イオン)を溶かした「Ag+抗菌水」で衣類を洗うため、部屋干し臭などの元となる雑菌の繁殖を抑えられるという。

 洗浄方式には、衣類を立体的に動かし洗いムラを抑えてパワフルに洗う「ザブーン洗浄」を搭載。パルセーターがモーターと直結したDD(ダイレクトドライブ)モーターを採用しており、洗濯物の量や種類を高い精度で見極めながら洗えるという。また、抗菌スクリューパルにより、強力な水流で汚れをスッキリ落とせるとしている。

 洗剤ケースは、これまで洗濯槽の中にあったが、AW-8D5/7D5では洗剤(粉末・液体)と柔軟剤を1つの引き出しに収めた濃縮洗剤ケースを新採用。注水時にすばやく洗剤が溶けるため、濃い洗剤液のシャワーを衣類にしっかり浸透できるという。

洗剤ケースは、粉末・液体・柔軟剤を1つの引き出しに収めた

 洗濯槽は、汚れをはじく親水性の高いガラス質コート(防汚コート)をコーティングした「マジックドラム」を引き続き搭載。黒カビの原因となる洗濯槽の裏側への汚れの付着を防ぎ、清潔に保つ。パルセーターや糸くずフィルター、ふろ水用給水ホースの先端部も抗菌加工が施されている。

 2機種ともに本体サイズは、600×569×980mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約41kg。運転音は、洗い時が26dB、脱水時が37dB。本体カラーはグランホワイト。

洗濯槽は汚れの付着を防ぐ「マジックドラム」を採用