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日立マクセル、光触媒でウイルスやニオイを分解する「ルミネオ」

 日立マクセルは、ウイルスやニオイの元を光触媒で分解する光触媒除菌消臭器「ルミネオ MXAP-PCA100」を、6月30日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は16,800円前後(税抜)。

光触媒除菌消臭器「ルミネオ」

 光触媒の効果でウイルスやニオイを分解する除菌消臭器。光触媒とは、光が当たるとその周囲に化学反応を促す物質の総称で、ルミネオでは代表的な光触媒である酸化チタンを採用。本体内部の酸化チタンフィルターに、LEDライトで紫外域の光を当てることで、表面に強力な酸化力を持つ活性酸素が発生し、菌やウイルス、ニオイの元を酸化分解する。

 消臭効果では、タバコや汗、ペットのニオイなどの主成分であるアセドアルデヒドの分解力が強く、車やクローゼット、靴箱などへの設置も適している。除菌率とウイルス除去率は99.9%を達成し、カビ対策などに効果があるという。

 光触媒となる酸化チタンには、特許技術である光触媒担持チタンメッシュフィルタ「TMiP」を採用。表面積が大きいため、光触媒効果をより促進でき、除菌・消臭力を高めている。

 なお、同フィルターは、光触媒反応の発見者である、東京理科大学研究推進機構 総合研究院 光触媒国際研究センター 藤嶋 昭博士と、光触媒関連事業を展開するユーヴィックスが開発したもの。

酸化チタンメッシュフィルタ「TMiP」を触媒とし、光を当てて菌やニオイを分解。キレイな空気を排出する

 本体はアルミ筐体で高級感を演出し、インテリア性を高めている。配色の少ないカラーリングで、さまざまな場所に違和感なく設置できるという。

 本体サイズは、60×141mm(直径×高さ)で、重量は約155g。最大消費電力は約2W。DC12Vの専用カーアダプタが付属する。カラーはシルバーとシャンパンゴールド