イベントレポート IFA 2014
“大人のおもちゃ”と未来の暮らしを提案するソニーブース
(2014/9/8 12:31)
ソニーのブースで目を惹いたのは、参考出展されていた電動アシスト自転車「Xperia Bike」とスマートハウス展示だ。
Xperia Bikeは、ハンドル部分に同社のスマートフォンXperiaを備えたモデルで、ロングライドに必要な音楽、地図、ログ(記録)を全てカバーできるというもの。本体前方と後方には、それぞれ魚眼レンズが搭載されており、走行中に画面でそれらの映像を確認できるほか、地図を表示させることもできる。また、ハンドル中央部には小型のスピーカーも備えており、走行しながら音楽を楽しむこともできる。
バッテリーを備えた電動アシスト自転車で、坂道を難なく上ることもできる。本体デザインは、アクティブなイメージで「完全にデザイナーの趣味。山道を電動アシスト機能で登って、頂上から勢いよくおりてくるなど、これまでにない楽しみ方ができる。大人が楽しめる“おもちゃ”感覚を大事にした」(製品担当者)という。
未来の暮らしを提案する「Life Space UX」
会場で多くの人が訪れていたのが、ソニーが考える未来の暮らしを提案した「Life Space UX」。同社の技術を集結したスマートハウスで、テーブルや冷蔵庫にはモニターが内蔵されており、お風呂やリビングのテレビは全てプロジェクターのように投影される。
未使用時はごくコンパクトで目立たないが、大画面を楽しむことができるほか、絵を投影することもできる。また、寝室の天井にもプロジェクターが搭載されており、オーロラや宇宙のイメージを楽しむことができる。