国際 文具・紙製品展 2012
デザインフィル、鳥やチョウの形をモチーフにした「付せん紙 3D」

 文具の商談市「国際 文具・紙製品展 ISOT」が、7月4日、東京ビッグサイトで開幕した。会期は6日までの3日間。一般および18歳未満の入場はできない。時間は10時から18時まで。

 家電Watchでは、会場で気になった文具・雑貨を中心に紹介する。

デザインフィル、動植物をモチーフにした、貼ってはがせる立体型ふせん

デザインフィルのブース

 デザインフィルのブースでは、鳥や草花などをモチーフにした立体のふせん「付せん紙 3D」が目を引いた。

 使い方は、もともとは平らな1枚の紙を、折り紙のように折りたたんで動植物の形にする。付せんの一部にのりが付いており、ノートやデスクの上に貼り付けて使える。なお、折りたたむ際には、内側にあらかじめメッセージを書いておくと、受け取った人が広げて読めるようになっている。同社では、「言葉を包んで贈ることができる付せん。大事なお願い事や、感謝の気持ちを伝える際にピッタリ」としている。

 ラインナップは、チョウ柄、花柄、クローバー柄、トリ柄。いずれもカラフルで、メモを残した時に目に止まりやすい。薄い紙だが、破れにくい素材を採用しており、安心して使える。

 発売は9月を予定。各2色ずつ10枚入りで、希望小売価格は460円。

「付せん紙 3D」トリ柄カラフルな鳥やクローバー、チョウ、花をモチーフにしている
鳥の折りたたみ方が説明されていた。メッセージを記す部分は内側に織り込まれるので、付せんを開く楽しみがある折りたたんだチョウ。羽根の下の白い輪の部分に、ノリが付いていて貼り付けられる。折り紙感覚で簡単に折れるという花とチョウのモチーフ
親指サイズの「CL修正テープ」

 このほかデザインフィルのブースでは、コンパクトな文具シリーズ「カラーステーショナリー」が展示されていた。シリーズは1994年の発売以来、ロングセラーを記録している。会場でも足を止めて製品を見ている人が多く、注目度の高さが伺えた。

 展示されていたのは、修正テープ、ホッチキス、ハサミ、テープカッター、カッターとカッティングマット、定規、ステーショナリーキット。

 いずれもシンプルなデザインで、折りたたんで持ち運べる。また、これらをまとめて持ち運べる「CLステーショナリーキット」も展示されていた。

 展示はなかったが、シリーズではほかに、シャープペンシルやボールペン、ノートなども用意されている。

「CL修正テープ」本体サイズは17.5×11.5×50mm(幅×奥行き×高さ)で、テープ幅は5mm。カラーは白、ピンク、青。希望小売価格は260円折りたためるホッチキス「CL コンパクトホッチキスⅢ」。サイズは66×14.5×21mm(同)。カラーは白、ピンク、青。価格は500円ワンタッチでたためる「CL コンパクトハサミ」カラーは白、ピンク、青。価格は600円
畳むと真四角になる「CL テープカッター」。カラーは白、ピンク、青。価格は380円右の「CL カッター ミニ」は左右両利きに対応。カラーは白、ピンク、青。価格は360円。「CL カッティングマット」は、厚さがわずか1.1mmで、表面には目盛り、裏面には滑り止めが付いている。本体サイズは125×1.1×180mm(同)
「CL マルチ定規」16cm/30cm/50cmの3タイプが揃う。カラーは透明のほか、ピンクと青があるという文具をまとめて持ち歩ける「CLステーショナリーキット」。16cm定規、1.5mメジャー、CL コンパクトホッチキスIII、CL 修正テープ ミニ、CLスティックのり スリム、CLカッター ミニ、クリップ5個が同梱する。カラーは白、ピンク、青。価格は3,000円





(小林 樹)

2012年7月4日 15:14