TENT、窓際に吊るしてソーラー充電するLEDランタンなど

 デザイン家電や雑貨の展示会「インテリアライフスタイル」が、6月1日、東京ビッグサイトで開幕した。会期は6月3日までの3日間。時間は10時から18時で、最終日は17時まで。商談を目的とした商業見本市のため、一般の入場はできない。

 家電Watchでは、会場で公開されていた生活家電を中心に紹介する。

TENT、窓際に吊るして充電し、暗くなると自動点灯するLEDソーラーランタン

「Madogiwa Lantern(マドギワ ランタン)」

 TENTのブースでは、太陽光で充電するLED照明「Madogiwa Lantern(マドギワ ランタン)」を展示していた。

 Madogiwa Lanternは、日中は窓際に吊るして充電し、暗くなると光センサーが感知して、自動点灯するLED照明。本体は、ランプシェードを縦割にしたような形状をしており、背面は平らになっている。この平らな面にソーラーパネルが付属しており、こちらを外に向けて窓際に吊るすことで、ソーラーパネルが充電される。本体上部には、フックが付属する。

会場ではブルーとイエローの2色を展示前面から見ると、一見普通のランプシェードだ横から見ると、背面が平らになっているのがわかる
平らな平面部分には、ソーラーパネルが組み込まれている上から見た図スイッチは本体の下から手を入れて操作する

 本体は電源不要で、シェード内にON/OFFスイッチが付属。スイッチがONの状態だと、自動的に充電され、暗くなるとLEDが点灯する。LEDは、充電時間が8時間あれば、8時間点灯する。

 使用シーンは、インテリアとしてはもちろん、常備灯としても適しているという。

 なお、今回は試作品としての出展で、価格や発売日は未定。ブースを訪れる人は多く、注目を集めていた。

フックは細く、ちょっとした出っ張りにも吊るせる壁のように暗いところに吊るしても、LEDライトが点灯する点灯した様子

 ブースではこのほか、ストローのジャバラ部分を曲げると、末端に付属するライトが点灯するLEDライト「Straw Light(ストロー ライト)」や、シェードの灯りを半分ずつ点灯/消灯させることができる「Saki-nerune Light(サキ ネルネ ライト)」といった照明も展示されていた。どちらも価格や発売日は未定。

Straw Light(ストロー ライト)ストローのジャバラ部分を曲げるとLEDライトのスイッチがONになって点灯するLEDライトが点灯したところ

 Saki-nerune Lightは、ベットサイドの照明として使うことが想定されており、隣で寝ている人に配慮して、片側ずつ点灯/消灯が可能となっている。

Saki-nerune Light(サキ ネルネ ライト)上から見たシェード内の様子
1つのシェード内に2つのランプを搭載片側だけ消した様子。ランプに合わせてスイッチも2つある





(本誌:小林 樹)

2011年6月1日 16:00