ドウシシャ、インジゲーターで風向きを示すタワータイプの扇風機など

 デザイン家電や雑貨の展示会「インテリアライフスタイル」が、6月1日、東京ビッグサイトで開幕した。会期は6月3日までの3日間。時間は10時から18時で、最終日は17時まで。商談を目的とした商業見本市のため、一般の入場はできない。

 家電Watchでは、会場で公開されていた生活家電を中心に紹介する。

ドウシシャ、インジゲーターで風向きを示すタワータイプの扇風機など

 ドウシシャのブースでは、新ブランド「mood(ムード)」の空調機器や、LEDを使った照明器具ライン「EFFECT(エフェクト)」の製品などが人気を集めていた。

 節電対策として今期注目を集めている扇風機。「ちょうどいい」をコンセプトとした生活家電の新ブランド「mood」では、タワータイプと、リビングタイプの2種類を出展。

 「TOWER FAN MOD-TW1101」は、本体を細い足で支える高さ1,150mmのタワータイプの扇風機。内部のファンだけが回転する仕組みで、首振り運転に設定した場合、本体上部のインジゲーターで風向きを表示する仕組み。本体には、操作用のリモコンも付属する。

 本体サイズは310×310×1,150mm(幅×奥行き×高さ)。価格はオープンプライス。店頭予想価格は12,800円前後。本体カラーはホワイトとグレー。

TOWER FAN MOD-TW1101操作は本体上部で行なう付属のリモコン
本体前面のインジゲーターでは風向きを示す本体台座部分

 「Living Fan MOD-LV1101」は、本体の薄さにこだわったリビングタイプの扇風機。羽根部分の奥行きを少なくし、本体を側面から見た時のフォルムがスマートに仕上がっている。ファンの角度を変えると、羽根の部分が飛び出て見えるのも他にはないデザインだ。

 本体サイズは365×330×930mm(幅×奥行き×高さ)。価格はオープンプライス。店頭予想価格は12,800円前後。本体カラーはホワイトとグレー。

Living Fan MOD-LV1101本体カラーはホワイトとグレーを用意する。写真はグレー操作は本体台座部分で行なう
羽根部分の奥行きがない角度調節したところ。外側の枠の部分は動かない仕組みだ

 会場には今秋より発売予定の加湿器なども展示されていた。

秋発売予定のハイブリッド式加湿器超音波式の小型加湿器

 そのほか、ブースで注目を集めていたのは、「空間を演出する新しいフォルム」をコンセプトとした照明器具ブランド「EFFECT」の製品。会場ではLEDの光で目覚めを誘導する「WAKE UP LIGHT(ウェイクアップライト) EWL-WH」と、角度を自由に変えられるデスクライト「DESK LIGHT(デスクライト) Rod Type EDR」の2製品が展示されていた。

 WAKE UP LIGHT EWL-WHは、LEDの調光機能を利用して、光で目覚めを誘導する「ウェイクアップ機能」搭載のLEDライト。事前に設定した時間の30分前(20分、10分前にも設定可能)から、LEDの照明を徐々に明るくしていき、最終的に太陽光に近い光色5,500Kで、体に目覚めを呼び掛けるという。また、LEDの光のほかに電子アラーム機能、スヌーズ機能などで目を覚ます機能も備える。

WAKE UP LIGHT EWL-WH操作部。時計機能も備えるデスクライトとしても使用可能

 本体には、2,900Kの電球色から5,500Kの昼白色まで7段階の調色機能、30lx~1,200lxまで7段階の調光機能備える。全49パターンの組み合わせの中から自分好みの光りを選ぶことができるという。

 本体はデスクライトとしても使用可能。LEDの光源は、点ではなく面発光を採用。点発光にくらべ、手元に影ができにくく、柔らかい光を作りだすという。全光束は最大395lm。40cmの直下照度は1,200lx。

 本体サイズは140×343×424mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約1.1kg。消費電力は14W。電源コードの長さは1.8m。本体は発売済みで価格はオープンプライス。店頭予想価格は12,800円前後。

 DESK LIGHT Rod Type EDRは、セードの角度を無段階で調節できるLEDデスクライト。本体カラーはホワイト、ブラック、レッドの3色を用意する。

 全光束は348lmで、40cmの直下照度は1,200lx。色温度は5,500Kの昼白色。

 本体サイズは145×464×393mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約1.1kg。消費電力は11W。電源コードの長さは1.8m。価格はオープンプライス。店頭予想価格は10,800円前後。

DESK LIGHT Rod Type EDR。左手前からブラック、ホワイト、レッド操作はスイッチ1つで行なうセードの角度を無段階で調節できる点が特徴。写真はかなり上に設定した場合



(本誌:阿部 夏子)

2011年6月1日 15:50