年末特別企画

下ごしらえがラク&美味しくて毎日使える! ヒューロムのスロージューサー【私の2024】

一度に家族3人分のジュースがほったらかしで作れるのが便利。この日はリンゴ、ニンジン、柿の組み合わせ

今年もアトリエや自宅で様々な家電を試してきましたが、お試しで終わらず“定番”になるものは案外少ないものです。そんな中、毎日使い続けているのがヒューロムのスロージューサー「H70ST」。2024年キッチン家電ナンバー1です。どうしてここまで惚れ込んだのか、その魅力をご紹介しましょう。

細長くカットする手間も、押し棒も不要。メガホッパーに入れたらほったらかしでOK

自宅ではダイニングテーブルの端が定位置になっているヒューロムのスロージューサー「H70ST」。搾りかすカップをジュース用に使い、ジュースカップにビニール袋を被せてパルプ入れにすると後片付けがぐんとラクに

スロージューサーで作るジュースのことを、街中のおしゃれなジュース店では「コールドプレスジュース」と呼んだりしていますよね。刃を高速回転させて粉砕&攪拌するミキサーと違って、スクリューが低速で回転し、石臼のように食材をすりつぶして果汁を絞り出すのが特徴です。熱が発生しにくいので、酵素や栄養を壊さず、色もきれいなジュースができるほか、繊維質がほぼ含まれないのでなめらかな口当たりになるというメリットがあります。

でも一般的なスロージューサーだと、食材の投入口が小さいものが多いため、細長くカットした果物や野菜を1つずつ投入していくという手間がかかるのがネックでした。「H70ST」は内径約14cm、約2Lと大容量のメガホッパーを搭載していて、中には大きな刃が付いているから、小さいリンゴなら丸ごと入れられますし、作りたい食材を一度に入れてしまえます。あとはスイッチを押すだけで、他の用事をしているうちにフレッシュなジュースが出来上がるというわけです。

メガホッパー付きのスロージューサーは初登場というわけではありませんが、今年6月に発売された「H70ST」は、従来モデルよりぐんとスリムになって、シンプルで美しいデザインになりました。

しかも、稼働中も驚くほど静かなのがいいんですよね。酸化しないので、りんごジュースも茶色くならずに黄色いまま。リンゴ、ニンジン、キャベツという胃にやさしい組み合わせもおすすめですし、秋にはブドウとミニトマトの組み合わせもマイブームになりました。

リンゴだけで作ったジュースも搾りたては黄色い
こちらはアトリエの「H70ST」。ブドウ、ニンジン、ミニトマトの組み合わせ

「こんなにいいものをなぜ、家でも使わないの?」と言われて自宅にも導入

アトリエの冷蔵庫にリンゴやニンジン、ケールなど野菜や果物を常備して、コールドプレスジュース生活を満喫していたわけですが、片付けなどの手伝いでたまに訪れる家族にもこのジュースをふるまったところ、意に反して大ブーイングが。つまり「こんなにいいものをどうして家にも置いて使わないの?」と。その一言で、すぐに自宅にも一台導入することに決めたのでした。

我が家では果物を贈っていただくことがわりと多いのですが、食べ切れずに傷んでしまうこともしばしば。それが、「H70ST」が来てからは「あれ、もう柿がなくなっちゃったね」「ニンジンはもっと買うようにしないと」といった具合に、過去イチ果物や野菜の消費量が増え、胃腸や肌の調子もよく……家族全員、大満足となりました。特に息子は「腹持ちがいいので、食べる量が減ってダイエットに成功した」と喜んでいます。

ちなみに「パルプ」と呼ばれる搾りかすは、取っておいてカレーに入れることもありますが、基本的には「皮をむいたのと同じ」と割り切って、捨てています。これをどうしようかと悩んでいると、ジュースのある生活は続かないですものね。栄養がギュッと詰まって、消化のいいジュースで毎日笑顔で健康に暮らしていきたいと思っています。

使用後に分解して洗った後は、大きなトレーに布巾を敷いて、その上で水を切るのが我が家流
神原サリー

新聞社勤務、フリーランスライターを経て、顧客視点アドバイザー&家電コンシェルジュとして独立。現在は家電+ライフスタイルプロデューサーとして、家電分野のほか、住まいや暮らしなどライフスタイル全般の執筆やコンサルティングの仕事をしている。モノから入り、コトへとつなげる提案が得意。企画・開発担当者や技術担当者への取材も積極的に行い、メーカーの現場の声を聞くことを大切にしている。 テレビ・ラジオ、イベント出演も多数。