家電トレンドチェッカー

今改めてチェックしたい「家電カタログ2015」~ロボット掃除機編

 今年も残すところあとわずか、この1年も様々な家電製品が発売された。年末の買い物を前に、改めて新製品をチェックし直しているという人もいるだろう。そこで、家電 Watchでは、2015年に発売された家電製品をジャンルごとに紹介していく。

・1日目:ふとん掃除機
・2日目:冷蔵庫
・3日目:エアコン
・4日目:スティッククリーナー
・5日目:オーブンレンジ
・6日目:ドラム式洗濯乾燥機
・7日目:空気清浄機
・8日目:炊飯器
・9日目:ロボット掃除機
・10日目:ニューカマー
・11日目:縦型洗濯乾燥機
・12日目:キャニスター型掃除機

 今回ご紹介するのは、ロボット掃除機。アイロボットのルンバや、サイクロン掃除機でお馴染みのダイソンが、相次いでリアルタイムでマッピングしていく機能を搭載した新製品をリリース。さらにシャープが人工知能を内蔵し、コミュニケーションできるロボット掃除機を発売するなど、掃除機の“ロボット化”がこれまでになく進んだ。

内蔵するカメラとフロアトラッキングセンサーにより、掃除する場所のマップをリアルタイムに作成し、ルンバ自身の位置情報を把握し続ける。最大2時間、112畳(185平方m)の掃除が可能。アイロボット「ルンバ980」実勢価格:120,500円
センサーで室内を検知し、自動で掃除する。複数の部屋を順番に掃除させることができる「お部屋ナビ」を搭載。週4回1日60分使用した場合で、約6年間使い続けられるリチウムイオンバッテリーを採用アイロボット「ルンバ885」実勢価格:73,368円
キャニスター型掃除機に搭載されているサイクロンシステムと、強力な「ダイソン デジタルモーター V2」を搭載。内蔵カメラによって周囲の環境を把握し、効率よく室内を掃除する。ダイソン「360 Eye」実勢価格:149,040円
雑巾がけのような水拭き動作を実現。掃除機のような吸引モードは非搭載で、フローリングやタイルなどの固い床を自動で床拭きする。アイロボット「ブラーバ380j B380065」実勢価格:37,950円
三角系の角が部屋の隅に入り込み、サイドブラシでゴミをかき取って、部屋の隅や壁際までしっかり掃除。センサーが感知したゴミの量に応じて、パワーや走行スピードを制御する。パナソニック「RULO(ルーロ) MC-RS1」実勢価格:78,000円
人工知能「ココロエンジン」によるコミュニケーション機能や、除菌/消臭効果のあるプラズマクラスターイオンを放出する機能を備える。20mmの段差まで乗り越えられる。シャープ「COCOROBO(ココロボ) RX-V95A」実勢価格:56,800円
レーザーセンサー技術により、室内の形状や家具のレイアウトを正確に測定。無駄のない動きで掃除していく。自動で充電台に戻り、充電後に掃除途中だった場所に戻って続きを再開する。ネイト ロボティクス社「ネイト Botvac D8500」実勢価格:73,688円
吸引掃除に加えて拭き掃除が可能な掃除機。運転中は「スパイラル」「ランダム」「壁づたい」の3パターンを組み合わせて動き、約15畳まで掃除できる。CCP「LAQULITO(ラクリート) CZ-C04」実勢価格:12,704円
マイコン制御で障害物に接触すると、自動で方向転換しながら約10分間掃除する。本体底面にマイクロファイバー素材を備え、フローリングに落ちたホコリや花粉などを吸着する。CCP「マイクロファイバーモップロボット モペット ZZ-MR4」実勢価格:3,491円
ゴミの吸引と同時に拭き掃除も行なえるリーズナブルなモデル。室内の形状を計測したり、ゴミを探したりするセンサーは非搭載。自由に走り回って掃除する。ツカモトエイム「ecomo 2in1モップロボットクリーナー」実勢価格:11,611円

河原塚 英信