やじうまミニレビュー
HARIO「ラブドリペーパー」
~ラブリーな、小鳥型のコーヒーフィルター
by 森 あつこ(2013/2/4 00:00)
「寒いですね~」があいさつ代わりの今日この頃。ほんとに寒いですね~。でも、2月だから当然といえば当然。この寒い季節を満喫しなくては、もったいない。
そんな寒い季節に恋しくなるのが、あたたかい飲み物。コーヒーなら断然ホット! 暑い季節には面倒に感じたハンドドリップなんかも、手間ひまかけて淹れたい気分になるから不思議。
そんなドリップ派の方に自信を持って紹介したいものを見つけてしまった。コーヒー好きなワタクシ(アラフォーなんですわ)が久しぶりにトキメキを覚えたもの。それは……ドリップコーヒー用のハリオの「ラブドリペーパー」なのだ。
メーカー | ハリオ |
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製品名 | ラブドリペーパー |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 362円 |
たかがフィルター、されどフィルター
ペーパーフィルター!? 思わず吹き出しちゃった人いるかもしれないですね!
まぁ、まず一度見て、見て。こんなに可愛いらしい小鳥型のフィルターなのだ。ちょっと、いいでしょ~。まずは、見た目合格! 毎日の生活の中で何気なく使うアイテムの中にお気に入りがあると、気分が上がりませんか? 家にあるだけで、使うときがちょっと楽しみになって、ちょっと誰かに教えたくなって、ちょっと自慢したくなるような……。「ちょっと」が大事なんです。その「ちょっと」が大切なことに、大人になると気づくのですヨ!
ドリッパーにセットすると、ちょうど鳥同士がキスをしているような姿になるのですね。キュートでしょう! もちろん、可愛いだけじゃなくて機能や使い勝手はペーパーの役割をきちんと果たしてくれている。女ゴコロをくすぐりません? 男ゴコロをワシヅカミにされませんか? そして、今度、これを使ってドリップしてあげようかな~。そんな気持ちになったでしょ?
誰かのために。心をこめてドリップする
この「ラブドリ」は、日本家庭用レギュラーコーヒー工業会の商標で、「誰かのために心をこめてレギュラーコーヒーを淹れる」というのがコンセプト。コーヒーをハンドドリップで淹れるのはひと手間かかるけれど、だからこそ、誰かのために淹れてあげることで喜んでもらえて、さらに自分も相手もハッピーになれる! というアプローチだ。
ちなみに、このペーパーは円すい形。HARIOのホームページによると、円すい形には意味がある。「V型円すいのペーパーは珈琲粉の層が深く、注いだお湯が円すいの頂点に向かって流れるので豆の旨味をしっかりと抽出できます。珈琲粉がしっかり膨らみコーヒーがおいしくなるのです」ということだった。ふ~ん、そうだったのか……。コンセプトも円すい形の理由もわかったところで、さっそく淹れてみることにしよう。
淹れ方は、HARIOのホームページ「おいしいコーヒーの淹れ方」を参考にした。
一、ペーパーフィルターのチャック部(点線部)を折り曲げ、ドリッパーの内部にぴったりとセットし、コーヒー粉(中細挽き)を杯数分入れる。粉は少しゆすって平らにする。
二、沸かしたてのお湯をコーヒー粉の中心から粉全体に注ぎ、30秒程蒸らす。
三、中心よりうず状にお湯を注ぐ。お湯を注ぐ時はペーパーフィルターに直接かからないように注ぎ、抽出時間は杯数分に関係なく3分を目安とする。
四、淹れたコーヒーを、カップに移しラブドリ愛情コーヒーのできあがり。
今年のバレンタインは、チョコとラブドリで!
2月14日。もうすぐバレンタインデー! そうです、バレンタインです。近ごろは仲の良い友達同士や家族、自分へのご褒美チョコを贈るのも人気みたいですね。世界の一流ショコラティエの作るチョコや手作りチョコ、そんなチョコレートのイベントシーズンには、やっぱりコーヒー! そんなときに、いつものペーパーフィルターがラブドリになるだけで、気分が盛り上がるはず!
今年のバレンタインは、ラブドリで。心をこめてドリップしてあげようではないの! という気持ちになっている。これも、キュートなラブドリのおかげ。日頃はコーヒーメーカーまかせでも、ちょっと手間をかけてハンドドリップで淹れるだけで特別感が出るというもの。好みの濃さのコーヒーにドリップする、あの時間。香り。慌ただしい生活の中で、気持ちまでが穏やかになっていく。
チョコの祭典のような売り場に、コーヒー豆を売るコーナーがあったらいいのになぁ! そして、さらにその場所にラブドリがあったら、もっといいのになぁ!
準備はいいですか~! バレンタインはもうすぐですよ~! 今年のバレンタインは、チョコとラブドリでキュートに、スイートに過ごしてみてはいかが?