ほんやら堂「USBほっとカイロ スイーツ」

ほんやら堂「USBほっとカイロ スイーツ」。本体、ケース、充電ケーブルの3点がセットになっている

　12月になり冷え込みが厳しくなってきた。手足が冷えてツラいという人も多いのではないだろうか。そんなときの必需品といえばカイロ。筆者も毎年使い捨てカイロを買い込んでは、1日1個消費している。朝に開封したカイロが、午後にはすっかり冷たくなっていて、夜にはカチカチに固まっているというのは、毎年のことながらすこし悲しい。

　とはいえ、現在のカイロは使い捨てが主流なので、こういうものだと思っていた。その常識をくつがえすのが今回紹介する「USBほっとカイロ スイーツ（以下、USBカイロ）」だ。USBで、何度も充電して使えるという、非常にエコなカイロなのである。カバーも付属しており、スイーツのほか、羊やアルパカなど、動物をモチーフとしたものが豊富に揃う。

　本体はきれいな卵形で、カラーは薄いピンクとなっている。サイズは84×46×18mm(幅×奥行き×高さ)で、重さもおよそ43gととても軽い。ケースに入れてもかさばらない手のひらサイズで、持ち運びしやすく、ポケットにも入れておきやすい。バッテリーはリチウムポリマー電池で、繰り返し充電回数は約500回となっている。

本体は手のひらに収まるサイズ

ケースに入れて使うとほんのり温かい

手のひらサイズのふわふわしたケース

　使い方も簡単だ。本体の電源スイッチをオンにすると、すぐに温かくなる。温かくなるのは、片面のみで、持続時間は3～4時間となっている。こまめに充電しておくことが必要だ。充電は、パソコンのUSBポートを使って行なう。出勤などで午前中に使ったカイロを、午後の仕事中に充電しておけば、温まりながら帰路につくことができるのだ。

　デスクトップパソコンのUSBポートからの充電では、過度に大きな電流による充電となってしまうため、充電には「ノートパソコン」が推奨されている。また、iPhoneなどの機器のACアダプターを介した充電も推奨されていない。

　筆者もノートパソコンを使って充電をしてみた。まず本体の電源スイッチをオンにして、付属の充電ケーブルを差し込み、起動中のパソコンのUSBポートと接続する。パソコンが省電力状態やスタンバイ状態になっていると充電はできない。

　本体のランプが赤く点灯すると、充電がスタートする。この赤いランプが消灯すると充電完了となる。充電時間は約2時間ほど。これで、また3～4時間使えるというしくみだ。USBにほかの機器を接続していると充電時間が長くなるので、なるべく何も接続していないときに充電すると良いだろう。

充電はUSBポートで行なう

ノートパソコンと接続しよう

赤いランプが消灯すれば充電完了

　発熱温度は40℃と程よく温かいのも嬉しい。ただし、低温やけどには気をつけたいところ。付属のカバーに入れたり、ポケットに入れたりするなど、長時間に渡って直接本体を肌に当てないようにしよう。この冬は何度も繰り返し使えるエコなカイロで温まってはいかがだろうか。