やじうまミニレビュー
アテックス「ルルド ジェラートシート AX-HL30」
アテックス「ルルド ジェラートシート AX-HL30」 |
私はエアコンを使わない派だ。もともとエアコンの風が好きではないし、冷えすぎるのもイヤだし、外に出たくなくなるし、体力がなくなるしなどという、いくつもの理由がある。夏の暑い時期は、扇風機を使っている。風力を強めにし、身体全体に風が当たるようにしておけば、全体的には涼しくなる。ただ、局所的にひんやりさせることで、もっと快適になるのではないかと思う。
そんな中、私の「身体の一部を冷やしておきたい」という願望を叶えてくれる、とっておきのアイテムを発見した。それがアテックスの「ルルド ジェラートシート AX-HL30」だ。乙女なランチョンマットのような見た目だけれども、大きめの冷感シートなのだ。柄はレースのような、繊細でかわいらしいデザインになっている。色はピーチとミントの2種類。アイスクリームを連想させる、とにかくスイートな丸い箱に入った姿は、贈り物にもぴったりだ。
メーカー | アテックス |
製品名 | ルルド ジェラートシート AX-HL30 |
希望小売価格 | オープンプライス |
購入場所 | 直販サイト |
購入価格 | 1,480円 |
gelato sheetという名前が乙女すぎて萌え! | レースっぽい柄で女子力アップ |
アイスの箱のような製品パッケージ。このままギフトとしても使えそうだ | こんなキュートなボックスに入っているのがたまらん |
しかし、華奢な見た目にだまされてはいけない。ルックスだけでなく、中身もステキなのだ。なんと冷蔵庫などで冷やさなくても、そのままでひんやりしている。触ると冷たく感じるのは、中に“塩ジェル”が入っているため。実は塩には熱を吸収する効果があるという。
室温28℃、湿度70%の環境で、ルルドを使って測定したところ、約マイナス2℃の体温冷却効果があったという。電気を使わずに冷感が得られるのは、節電の観点から見ても嬉しい。
さっそく使ってみよう。ジェラートシートは、冷蔵庫で冷やしたり、電源につなぐ必要がなく、箱から取り出してすぐ使える。デスクで作業をするときに脚の上に置いたり、逆にお尻の下に敷いて座ったり、椅子の背に置いてもたれてみたりと、使い方は自由自在。350×350×10mm(幅×奥行き×高さ)とサイズもほどよいので、部屋の中でも持ち運びしやすい。
そんなわけで私は常に、このコを連れ回している。ローテーブルで食事するときには伸ばした脚の上へ置いたり、デスクで仕事をするときには椅子の上へ敷いたりと、とにかく大活躍。確かにひんやりとは感じるけれど、冷たすぎないのがいい。冷やすタイプの冷却シートは、肌に触れていると「凍るんじゃないか?」と思うくらい過剰に冷たいものが多い。しかしルルドは冷やしすぎない“やさしい冷たさ”が魅力。肌に直接長時間触れていても、刺激はまったくない。
椅子の上に置いてこの上に座るときもちいい | 座るとひんやり感が伝わってくる | 座って膝の上に置いてひんやり |
枕の上に置いておやすみなさい |
寝るときも一緒だ。夏は何も着ずに(いわゆる「裸族」)で寝ているのだけれど、それでも熱帯夜でどうしようもないときはある。そんなときにルルドは背中に敷いたり、枕の上に置いたり、お腹の上に載せたり……とあらゆるところで活躍してくれる。寝苦しい夜はなくなった。
ジェラートシートを20分くらい使うと、シートに自分の体温がすっかり移っている。最初のひんやり感はなくなり、熱っぽい塊になっているのだ。火照った体温をどれだけ吸収してくれているのだろうかと驚く。とはいっても、冷たさがなくなってしまうわけではない。身体にシートをくっつけている限り、ずっと冷感は感じられる。
使った後も指でシートをほぐしたり、お湯につけたりなど、面倒な手間をかけなくていいのはありがたい。
これまでも確かに冷却シートのたぐいはあったけれども、大半は中身がジェル状になっているものだった。それらに共通していたのは、長時間の使用はできない、冷蔵する必要がある、シートから原料が漏れたときに危険など、意外と問題が多かった。それに比べてジェラートシートは、長時間使用できる(半永久的に使える)、冷凍しなくていい、中身も安全というように、とにかくいいことづくめ! それでいてお値段は1,480円とお手頃なので、会社に1つ、家に1つと常備しておくといいかも。
まだまだ夏は続くので、夏生まれの友達へのプレゼントにも最適だ。エアコンいらずでお肌も乾燥しないし、持ち運びも楽々だなんて、なんて素晴らしいアイテムなのだろうか。猛暑をセンスよく、そしてエコに過ごそうではないか。
2012年 7月 2日 00:00
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