やじうまミニレビュー

冬場のランナーにお薦めの手袋は?

〜走るライター南井正弘の「コレはホントにスグレモノ!」〜

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです
実際に履いて使って走ってから書く、ライターの南井正弘が「コレはホントにスグレモノ!」と太鼓判を押すスポーツアイテムを、毎週レコメンド! 第12回は、冬場におお薦めのランナー向け手袋を紹介していく。

 例年よりは暖かいが、11月も中旬を迎え、徐々にだが朝晩は冷え込むようになってきた。このような状況で走るにはランニング用の手袋はマストアイテム。保温性とフィット性に優れたプロダクトを手に入れれば、寒い日のランニングも快適になるというものだ。

 筆者が定期的に走るようになったのは2007年の11月から。このときと比較して最も大きく変化したランニングギアは、シューズでもウェアでもなく、ランニング用の手袋である。当時は各社1~2アイテムラインアップするだけで、選択肢はかなり少なかったが、現在では豊富なプロダクト群からセレクトできる。

 そして前述の通りランニング用の手袋はこの当時と比較して大きく変わった。それは携帯電話からボタンが消え、スマートフォンが圧倒的多数となった現在、ランニング用グラブにはタッチスクリーンへの対応が求められることとなったからだ。

 たまに、昔買ったスマホ非対応のグラブを使用することもあるが、いちいちスマートフォンの操作のために外さなければならないのは本当に面倒だ。

パタゴニア「ウインド・シールド・グローブ」

 スマートフォン対応のランニンググラブで最もオススメなのが、パタゴニアのウインドシールドグラブ。

メーカー名patagonia
製品名ウインド・シールド・グローブ
購入場所パタゴニア東京・渋谷
購入価格6,156円

 ブラック、レッド、ブルーの3色が展開されるが、特にブラックはランニング時以外の普段使いとしてもオススメ。ベーシックなデザインはコーディネートのなかで目立ちすぎることもない。手とのフィット感も高く、肝心のスマートフォンの操作性も悪くない。これからランニング用手袋を購入したいというランナーにピッタリだ。

 6,156円(税込)という価格は決して安くないが、パタゴニアというブランドのステータスの高さ、カジュアルシーンでも使えることを考えれば決して高くないと思う。

親指と人差し指にはスマートフォン対応のパッドが配されている。
手首部分は伸縮性に優れたストレッチ素材を採用し、寒風の侵入を防ぐ。

南井 正弘