やじうまミニレビュー

書いて消せる、クールなメモボードはいかが?

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです

スルスル消せる。書き直しは何度でも!

スリー・バイ・スリー・シアトル「To Do ステンレスボード」

 「15時までに電話しておいて」「卵を買うのを忘れずに!」「企画書に添付する資料を借りる」などなど、内容はまちまちだけど、ちょっと覚えておきたいこと、伝言したいことって、日々、結構あります。用事が済めばもう不要、でも、それまでは忘れちゃならん! といった、ずっと残しておくほどの内容ではないメモや伝言です。

 そういうときには、“書いて消せる”方法がとても便利。書いて消せる、の代表としてホワイトボードが思い浮かびますが、ちょっと味気ないし、あまりおしゃれじゃありませんよね。

 そこで、これ。スリー・バイ・スリー・シアトルの「To Do ステンレスボード」です。

メーカー名スリー・バイ・スリー・シアトル
製品名To Do ステンレスボード
購入場所Amazon.co.jp
購入価格2,484円

 名前のとおり、素材はステンレス。銀色に輝くクールな外見に、スマートなフォルムがかっこいい! 自由に書けて、すぐに消すことができる……つまり、紙も使わず、何度でも使えるから、環境にもやさしいメモボードなのです。

 付属のペンは、裏にマグネットがあるので、ステンレス部分のどこにでもくっついて一体感ばっちり。「あれ? ペンはどこ?」というストレスもありません。さらに、ペンのふたの上部には、書いたものを消すときに使うフェルト、つまり「消しゴム」ならぬ「消しフェルト」も付いています。書くためのボード、書くためのペン、消すもの、が集合した、シルバーに輝く憎いヤツ、というわけです。

 ボード上部のくぼみはカードスタンドになるため、リーフレットや郵便物、名刺などを置いておくと意外に便利。連絡先のネームカードはくぼみに置いておいて、ボードには、「↑○日までスペシャルセール中」と書いておくなど、合わせ技もできますね。

サイズは、縦23cm、横14cm、高さ5㎝ほど。文庫本よりひと回り大きい感じ。重さは約340g。ペン(インクは黒)が1本付いています
横から見るとよくわかるように、1枚のステンレスを折り曲げた形。シンプルなつくりで、とてもすっきりしています
上部には、カードなどを入れられるくぼみがあります。付属のペンはマグネット付きで、ボードにペタリ。ふたの上には、消すためのフェルトも
裏側です。ヘリには細くカットされたスポンジが貼られていて、置いたときの衝撃がやわらぐ仕組み。テーブルの表面なども傷つきません
くぼみ部分には、とりあえず必要な手紙や名刺、パンフレットなどを置けます。くぼみの幅は2cmあるので、ある程度の厚みがあるものでも大丈夫

ステンレスならではのメリットがいろいろ!

 1枚のステンレスを折り曲げて成型した形は、見た目もシンプルでとてもスタイリッシュ。置く場所も選ばず、どんなところにでもなじみます。さらに、素材がステンレスということは、マグネットがくっつく、ということ。書く内容と合わせて利用すると、変化をつけながら使えます。紙とは違い、濡れても大丈夫な点も安心。

 また、ボード面が結構広いので、文字や記号、イラストなども自由に書けて、これが結構楽しいのです。ササッと伝言を残したら、その脇にちょっとした絵をプラスしたり……、すぐに消せる、というのが気楽だから、なんでも書けてしまいそう。

付属のペンでメモを書いてみます。すぐに消せるから、自由に書けます。付属のペン以外でも、ホワイトボード用のペンなら使用可
ペンに付属しているフェルトはもちろんですが、ティッシュペーパーでも問題なく消えます。消したときに、インクが細かい粉状になって少し残る感じは、ホワイトボードの場合と同じ印象
ボード面が広めなので、1週間の簡単な予定なども書き込めます。変更があったら、その部分だけ消してすぐに書き直せますね
すぐに消せるから、落書きみたいなことも気軽にできちゃう。ドリンクをこぼしてしまっても、そこは紙とは違います。濡れても心配ありません
ステンレスなので、マグネットもいろいろ使えます。カードをはさんで留めたり、伝言と合わせて遊んでみたり、これ、結構便利です
ケーキがおいしいカフェのオープンなら、こんなふうにも。マグネット、ペンでの直筆…ステンレスの特徴を生かして、楽しく使えますね

 付属のペン以外にも、市販のホワイトボード用のペンが使えるので、何色かそろえて楽しむことも可能ですよ。

 見た目はシャープでクールだけど、外見だけでなく、機能とデザインを兼ね備えた、自由で楽しいボードです。

座間 佳子