やじうまミニレビュー
プロ・サンテ「ウォールデコ クロック」
プロ・サンテ「ウォールデコ クロック」 |
先日、久しぶりにインテリアショップに出かけたところ、春らしい様々なインテリアグッズに物欲スイッチが入ってしまった。我が家の殺風景なリビングをどうにか、かわいらしくしたい! とあれやこれやと製品を手にとったが、賃貸マンションの限られたスペースに置けるものとなると、かなり数が絞られてくる。
壁に穴を開けるようなものは無理だし、直接床に置くようなものだと、サイズが大きすぎる――そんな時に見つけたのが、手軽に部屋の印象を変えられるアズタイムの「ウォールデコ クロック」だ。
メーカー | プロ・サンテ |
製品名 | ウォールデコクロック |
希望小売価格 | 3,150円 |
購入場所 | 楽天市場 |
購入価格 | 3,150円 |
この製品、何がユニークかというと、シールを使うところ。シールを壁に直接貼って、その上に小型のアナログ時計をセットする。すると、まるでデザインに凝った大型の壁掛け時計を飾っているように見えるのだ。このシールは、何度も貼ったりはがせたりできるシールを採用しているため、壁を傷めることなく、賃貸マンションでも使える。
デザインは20種類以上あるので、部屋のインテリアに合わせて自由に選べる。価格は一律3,150円とリーズナブルなのも嬉しい。
今回選んだのは、蔦模様っぽいアンティークなデザインの「10D031」だ。本体は、シールと時計のみ。時計の電源となる単三電池1本は、同梱されていないので、別に用意する必要がある。
製品パッケージ | シールと時計が入っている | 時計の電源は別売りの単三電池1本 |
使い始めるまでには、まず壁を掃除して、シールを壁に貼る、最後に時計を固定する。と、文章にするとかなり簡単なのだが、それなりに手間がかかる。まず、シールを貼る位置や、順番についての指示は一切ない。そのため、同梱されている小さな見本写真を見ながら、自分でシールのレイアウトを決めなければならないのだ。
今回選んだ蔦模様タイプは、形が複雑なので、シールの取り扱いにも気を遣った。シートから外す時に、破かないように慎重にするのはもちろん、壁に貼るときも、テープ同士がくっつかないようにゆっくりと作業を進めた。
シールはシート状になっている | シールの位置などについては指示がないので、見本の写真を見ながら作業を進める | シールの形は複雑なので、取り扱いには注意 |
曲線が多いため、シールドがくっついてしまうこともあった | 作業途中の様子 |
ただし、結果からいうと、そこまで神経質にならなくても良いように感じた。凝り出してしまうと、それこそ角度や左右の高さまで気になってしまうので、1時間あっても足りない。考えすぎると、製品の魅力である「気軽に簡単に」というのが薄れてしまう。
私の場合、設置にかかった時間は約30分。シールの中央部分に時計を設置すると、予想以上に豪華な仕上がり。部屋のイメージががらりと変わったので、模様替えは大成功だった。ちょうど遊びにきていた妹も、この時計には驚いていた様子。「シールなんだよ」と伝えると、「よく考えるよね~」と感心していた。
シールを貼り終わった状態 | 中央に時計を設置したところ | 正面から見たところ |
時計本体には文字盤などがついていないので、時刻合わせにはかなり苦労した |
唯一気になったのは、時計の時刻合わせがしずらい点。設置する前に合わせて、それから設置すれば良い――と思っていたのだが、時計本体には文字盤がないので、感覚的に合わせるしかない。
文字盤の上に長針と短針を合わせながら、本体を裏返して、時刻を合わせしかなかったので、非常にストレスがたまった。インテリアとしての趣旨は十分理解できるが、せっかく時計がついているのでもったいないように感じた。
とにかく、手軽に使える点が一番の魅力。万が一気に入らなくても、シールはすぐに剥がせるし、壁などを傷めてしまうこともない。陽気も春らしくなってきて、そろそろ部屋の模様替えでもしたい・・・・・・という方はぜひ、試してみてほしい。
2012年 3月 8日 00:00
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