やじうまミニレビュー

Northern International「Flameless Candle」

~“ゆらぎ”や香りも楽しめる火を使わないアロマキャンドル
by 阿部 夏子


やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです


Northern International「Flameless Candle」

 食事の時やリラックスしたい時など、いつもとちょっと違う雰囲気を楽しみたい時にキャンドルをよく使う。炎の幻想的な灯りは非日常的な雰囲気を演出してくれるし、香りが付いた「アロマキャンドル」を使えば、気持ちもリラックスできる。ただし、キャンドルを使うときには注意しなければならないこともある。火の始末だけでなく、燃焼時に周りに垂れるロウの後始末。数本以上使う際には、換気にも気をつけなければならない。

 もっと、手軽に使える製品はないか――そこで見つけたのが、LEDでろうそくの灯りを再現する“火を使わない”キャンドル「Flameless Candle CA23503」だ。LEDでろうそくの灯りを再現するというのは、実はそれほど珍しい製品ではないが、Flameless Candleではアロマキャンドルのように香りも一緒に楽しめるところが大きな特徴だ。


メーカーNorthern International
製品名Flameless Candle
希望小売価格オープンプライス
購入場所Amazon.co.jp
購入価格1,500円


 Flameless Candleは、カナダのNorthern International(ノーザンインターナショナル)という会社の製品で、今回紹介するシンプルなタイプのほかにも、大きなサイズやデザインが施されているものなど様々な製品を扱っている。日本では複数の代理店が販売を請け負っているようで、Amazonや楽天市場などの通販サイトで購入できる。

 今回購入したのは60×90mm(直径×高さ)のコンパクトなもの。香りは「タイム&ローズマリー」「ラベンダー&カモミール」「オレンジ&セージ」の3種類用意されていて、その中から「タイム&ローズマリー」を選んだ。本体カラーは淡いピンク色だ。

 電源は別売りの単三アルカリ電池2本で、電池寿命は約200時間。スイッチはON/OFFのみで、本体底面で操作する。

製品パッケージ電源は別売りの単三アルカリ電池2本操作は本体底面で行なう
製品本体明るいところで点灯したところ暗い所で点灯したところ。灯りが外側に漏れるところまで再現されている

 使ってみて何より気に入ったのは、その「リアルさ」。ライトで炎のゆらぎまで再現しており、遠目には本物のキャンドルと変わらない。本体から灯りが透ける様子も、キャンドルのそれをしっかり再現している。本体はワックス製で、質感もろうそくに近く、違和感がないところも見事。


炎が揺らぐ様子を再現しているため、遠目で見ると本物のキャンドルと見間違えてしまうほどだ

 今回は1つしか購入しなかったが、気に入ったので、あと3~4個追加購入したいと思っている程だ。複数を並べて使えば、キャンドル特有の幻想的な雰囲気をより演出できるだろう。

 香りは強すぎることはなく、本体に顔を寄せるとフワっと香る程度。これならば、食事のときでも気兼ねなく使えそうだ。今回選んだタイム&ローズマリーは、華やかさのある香りなので、リビングにおいて、ふわっとした香りを楽しんでいる。

 寝室にはラベンダー&カモミール、浴室にはオレンジ&セージなど場所ごとに香りを変えて楽しむのも良さそう。キャンドルを使いたいけど、火の始末や後片付けが面倒……という人におすすめの一品だ。






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2012年 1月 30日   00:00