ミニレビュー
パナソニックのポータブルカーナビ「Gorilla」をe-bikeに装着!! そしてサイクリングへ
2020年9月28日 08:00
パナソニックのポータブルカーナビこと「Gorilla(ゴリラ)」シリーズ2020年モデルを購入しました。2020年モデルは3機種ありますが、CN-G740Dという7インチ画面のモデルを買いました。購入理由は「Gorillaを自転車で使ってみたい!!!」からです。
Gorillaはクルマに対して容易に脱着できるカーナビ。クルマのアクセサリーソケット(シガーライターソケット:12V/24V両対応)から電源を取って使いますが、リチウムイオン電池も内蔵しているので電源がない場所でも約40~70分間使えます。なので“ポータブルカーナビ”。
クルマで移動中はカーナビとして使い、クルマから降りたらGorillaを車外に持ち出して次の目的地を決めるなど、Gorilla単体でも使えるというわけですね。Gorillaには観光スポットデータとして「るるぶDATA」が収録されていますので、そういった使い方も現実的です。
それと、実はGorillaシリーズですが、バイク(モーターサイクル)用のナビとしても定番的存在だったりします。メーカーはバイクナビとしての使用を推奨してはいませんが、画面の大きさや使いやすさ、それからバイクの12V電源を使える点など、バイクナビとして都合の良い点が多々あるので、ライダーに愛されているというわけです。
バイクナビとして密かに人気があるシリーズなので、Gorillaをバイクに装着するためのマウントや電源ケーブルが、サードパーティーから多々発売されています。例えば↓のようなGorilla用マウントおよび電源ケーブルを使えば、バイクのハンドルなどにGorillaを装着して使えます。
ちなみに、Gorillaとマウントはワンタッチで脱着できますので、いつもはクルマで使い、時々バイクでも使う、なんてことも現実的。幅広く活用できて便利&愉快なGorillaシリーズです。
ちなみに、カーナビとしての“使える度”ですが、十分に実用的。ルート探索やリルートをはじめとした動作が速く、画面表示も鮮明。高速道路ジャンクションなどの立体イラスト表示もイマドキ的カーナビって感じです。また、2020年モデルからは日本全国の市街地図が収録され、家のカタチまでわかる詳細な地図表示が可能になりました。
この“日本全国の市街地図”という点で、「Gorillaを“自転車”で使ってみたい!!!」と思ったりしたわけです。これなら裏道細道もしっかり表示してくれて、自転車でもより快適なマップ表示ができるハズ!!! と思ったんですね。
で、さて、実際はどうなの? さっそく、自転車にGorilla CN-G740Dを装着して使ってみました♪
取り付けは? 電源は? まずは自転車に車載してみる
実際にGorilla CN-G740D(以下、Gorilla)を自転車に取り付けるわけですが、まあまずはテスト装着。どんな自転車に、何を使って、どう取り付けたのか? また、電源はどうしたのか? 以下、写真と説明文で見ていきましょう。
という感じで、自転車へGorillaを装着することができました。ただ、実際に少々走ってみたら、ここで使った防水ケースはクリップ部がやや滑りやすく、振動によりGorilla画面が徐々に傾いてしまいました。お辞儀しちゃった状態。
まあ、クイッと手で戻せば済む感じですが、長時間走るならもうちょっとガッチリと固定したほうがいいかも? あと、やはりクルマ用のナビなので、ナビに加わる振動はもっと少ないほうがいいかも。そんな課題が残りました。
フロントサス付きe-MTBにGorillaを装着、ガッチリしたマウント使用
日をあらためて、別の自転車にGorillaを車載してサイクリングをしてみました。今度の車種はミヤタのe-MTBこと「RIDGE-RUNNER(リッジランナー)」です。
こちらのe-bikeにはフロントサスがあるので、ナビに加わる振動が少々減るはずです。また、ナビ用マウントはガッチリしたタイプを用意。ナビへの振動を減らしつつ、お辞儀問題も全解消……できるかな? 以下、写真と説明文で見ていきましょう。
といった感じ。なかなかイイ感じでGorillaを取り付けて動かすことができました。さて、続いて実際にGorillaを使いつつサイクリングしてみましょう。
e-bikeにGorilla載せてサイクリング♪
走ってみたのは、東京都青梅市の裏道。マイナーな道で、サイクリストもほぼ皆無の、ノンビリしているエリアです。ただ道の接続がちょっとわかりにくい。こういう場所ならGorillaの市街地図が役立つのでは!? というわけでGorillaとともに走ってみました。以下、その様子を写真と説明文で見ていきましょう。
こんな感じの、Gorillaを使ったサイクリングでした。なかなかイイ♪
ちなみにGorilla、電源オフ状態からの起動もわりと高速なので、サイクリング中に「必要な時だけGorillaを起動してマップを見る」といった使い方も現実的です。逆に、まったく知らない土地や道以外だと、走行中にGorillaを常時ONにしたりナビさせたりする必要が少ないかもしれません。なので、より小さいモバイルバッテリーでも利用可能だとは思います。
まあ、自転車のハンドルに7インチ画面のカーナビを装着するのは、ちょっとやり過ぎ感があります。ですが、自転車を観光の足として使うなら、こういうカーナビの利用法もアリという気もしました。観光メインのグループサイクリングで、リーダーの自転車にGorilla。そんな使い方なら違和感がないかもしれません。