家電製品ミニレビュー
お疲れ様、自分。「ルルド ハンドケア」のマッサージが極上のご褒美
2018年2月7日 07:00
マッサージ機などで有名なアテックスの「ルルド」シリーズ。マッサージクッションはお洒落で安くて、今までのマッサージ機のイメージを覆すほどの衝撃だったけれど、そのルルドから「ルルド ハンドケア AX-HXL180」という商品が2017年11月に発売された。そう来るか! と驚いたのだけれど、今回はこのルルド ハンドケアをじっくりお試し。
メーカー名 | アテックス |
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製品名 | ルルド ハンドケア AX-HXL180 |
価格(編集部調べ) | 10,800円 |
本体は180×170×100mm(幅×奥行き×高さ)という非常にコンパクトサイズ。B5サイズにすっぽり収まるくらいの小ささなのです。そこに4本の指を通すようになっていて、スイッチを入れるとハンドマッサージをしてくれる。
最初は「4本!?」と、どうせなら5本指にしてくれたらとも思ったけれど、人によって手の大きさは違うので、5本指にすると、手を入れた時に、サイズによってはしっくりハマらなくてマッサージ効果が激減するからこうなったんじゃないかなと睨んでいる。
さっそくハンドケアしてみよう!
首や肩、背中や腰などはコリが分かりやすいし、痛みを伴うことも多いので、ケアをしようと思うけれど、普段あまり「手が凝ったな」と思うことがないので、ハンドケアは乾燥対策でクリームを塗る程度だった私。
スイッチを入れると、プフーと、エアバッグが膨らんで、指1本1本をマッサージしてくれる。思わず「おおおおおっ」と声が出てしまうほどのパワーに驚く。そして、ただエアバッグが膨らんだり縮んだりするのではなく、「中指をぐっと引っ張られてる!」とか、「手の平を揉んでもらってる!」といった、まるで人に揉んでもらっているような複雑なマッサージで、これがめちゃくちゃ気持ちが良い!!
いつも通り説明書を読まずにスタートすると、親指の置き場所に迷う。親指は外に出すのが正解で、すっぽりハマるからと中に一緒に入れていると、強力なマッサージのパワーに「痛い、いたたた」となるので注意。逆に親指をマッサージするときは、本体の向きを変えて、親指だけを集中マッサージできるようになっているのだ。
そして、いざ使ってみて初めて「手も凝って疲れていたんだぁ!」と自覚。優しく手の平を包んで、力強くマッサージしてくれるこのハンドケア、初めて使った時の感動は期待値を軽々と超えてくれた。
2つのコースで最高のマッサージ体験を
マッサージには「指先コース」と「全体コース」の2種類があって、名前の通り、指先コースは指先を中心に全部の指を1本1本引っ張るように揉みほぐしてくれる。全体コースは手の平のツボを、誰かが包み込むように揉みほぐしてくれているような感じ。普段キーボードでショートカットキーを使いまくる私は、複数キーを同時に押す操作で手の平が非常に凝っているようで、「くぅー! 効くぅ!」と、完全に全体コースの虜になってしまいました。「全体コース」の「強」が私の好み。
スタートしてから10分後に自動で切れるタイマーが付いているので、左右の手で20分。親指もケアする時は40分になるので、夜にテレビドラマを1本見ながらハンドケアするのが丁度良い感じだ。
片手ずつなので、空いた片手で飲み物も飲めるし、スマホも見れる。でもマッサージがめちゃくちゃ気持ち良いので、2台持ちして、両手同時に使ってみたいなんて妄想もしてしまう(笑)。そして、マッサージ機能だけじゃなくて、ヒーターも付いているので、ポカポカ暖かくてものすごくリラックスできる。マッサージとヒーターの相乗効果で血行も良くなり、冷え性の手もぽっかぽかになるのであります!
ちょっとした遊び心がニクいね
このルルド ハンドケアには、本体以外にフェイスシールという、16種類のシールが付いている。コロンと丸みを帯びた本体にシールを貼ると、一気に可愛くなって愛着がめちゃくちゃ湧く。ちょっとしたペット気分。収納するよりも見えるように飾っておきたい可愛さ。このちょっとした遊び心とオシャレ感が、ルルドの凄さだなと思う。性能の良さは当然の前提として、さらにどの製品も見た目にもしっかりこだわっている。使う人の心、特に女心をしっかり掴んでいると思うのです。家電家電していないオシャレさ、本当にニクいぞ!