家電製品ミニレビュー
スマホの充電ができるスピーカーライトでベッドサイドすっきり! 睡眠もサポートする「NuAns CONE」
2016年8月9日 07:30
目覚まし時計のまわりにスマートフォンの充電用ケーブルがうねうね。片側はUSBポートが並んだタップで、反対側はスマートフォンが繋がっていて、無造作におかれている。気がついたら、自分の枕元はそんな風にごちゃごちゃになってました。そんな光景は当たり前になっていたのですが、よく見ると美しさゼロ!
そこで思い出しました。NuAns CONE(ニュアンス コーン)のことを!
メーカー名 | トリニティ |
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製品名 | NuAns CONE |
実売価格 | 29,160円(Amazon) |
素早い充電が可能な、1台4役のLEDスタンドライト
NuAns CONEは、ぱっと見普通のLEDスタンドに見えるんですが、照明用の傘の中にスピーカーも内蔵されており、台座の上にはLightning端子を、背面にはUSBポートを備えているため、スマートフォンの充電もできるという、1台4役のスタンドライトです。
サイズは160×160×402mm(横幅×奥行き×高さ)。台座は回転式で左右に動かせます。LEDライトは4段階の明るさ調節が可能。スピーカーは台座の[+][-]ボタンで調整できます。
製造しているのは、スマートフォン用のジャケットや、Windows PhoneのNEO、そしてiPhoneのスタイリッシュな周辺アイテムでおなじみのトリニティ。NuAnsはそのトリニティの中でも、さりげなくそばにおいておきたくなる、空間や雰囲気を損なうことなく、自分のライフスタイルに寄り添ってくれる、そんなニュアンスのある製品作りを素材から意識しているブランドのようです。
ちょっとした配慮が心地いい
NuAns CONEの何がいいかといえば、見た目がスタイリッシュなだけでなく、とても気が利いていて機能的な点です。
台座のLightning端子、まずこれが2.4Aってところがいいですね。おかげですばやい充電が可能。背面のUSBポートも2.0Aなので、iOS端末だけでなくその他のデバイスの充電もできます。
Lightning端子にiOS端末を挿すと、専用アプリ「NuAns」があることを教えてくれます。これは、充電中の端末を置き時計のように使えるようになるアプリです。インストール後は端末をLightning端子に挿したら自動的にアプリが起動して、日時や今日明日の天気がチェックできるようになります。
アプリの時計はアナログ/デジタル表示の切り替えができ、音楽プレーヤーになるのはもちろん、カレンダーや今日と明日の天気も確認できます。たとえばiPhoneなら、充電中そのままにしておくのはもったいないわけで、そのまま時計付きのスタンド風になるのは、理にかなっているといえましょう。
目覚ましアラームやおやすみタイマー機能も備えており、もちろんNuAns CONEと連動しています。
おやすみタイマーは、画面右下の三日月のアイコンをタップすることで、指定時間経過後にライトや音楽をオフにできるというもの。時間がきたら突然全部落としてしまうのではなく、徐々に暗く、小さくするという配慮が。余韻を残してくれるので、雰囲気を台無しにすることがありません。おまけに有効にしたとき、端末の画面もちょっと暗くなるので、ギラギラ感もありません。
目覚ましアラームは、アラーム音とともにライトが最大の状態で点灯します。おかげで限りなく暗い部屋で寝ていても、光が目に入ることで、睡眠ホルモンのメラトニンの分泌が止まりやすくなるという効果も期待できます。光で強引に起床を促してくれるというわけです。なお、アラーム音はプリインストールされているベル音のほかに、端末内の好きな音楽も選べます。
睡眠サポートや高音質スピーカーとしてなど、活用シーンいろいろ
実際に使ってみると、ケーブルは整理できるし、充電はできるし、アプリの画面はシンプルで分かりやすいし、NuAns CONEと連動したアラームやタイマーはほんと便利でいいことづくめです。
寝る前は、おやすみタイマーで入眠を促す音楽を流しています。大抵終わるまでに寝てしまっているんですが、たまに読書してて夜更かし気味のときも、いきなり真っ暗にならないので助かっています。暖かみのある光を浴びていると自然と眠くなってきますし、緩やかに光が落ちるときは、そろそろ寝なさいと言われているようで、寝ようかなと思えます。
目覚ましアラームのときは、パッと明るい光が目に飛び込んでくるので、起きざるを得ない状況になっています。自分が寝室に使っている部屋は遮光カーテンを使っていることもあり、起き上がってカーテンを開けるまで結構部屋が暗い。そのため、せっかく目が覚めても、伸びをしてからそのままうっかり二度寝してしまうことも。その点、強制的に光を浴びることで、とにかく起きなくては! という気にさせられるのです。
そんなわけで、おすすめしたい主な利用場所はベッドサイドなんですが、LEDライトはリラックスしやすい優しい暖色系なので、休憩できる場所のテーブルならどこでもいい感じ。充電が早いので、帰宅後のiPhoneの定位置にしやすいところもいいですね。
しかも、スピーカーの音がかなりいいというのもポイント。寝室でそっと使うにはオーバースペックなくらいの音質(音量)です。せっかくなので、スピーカーに見えないスピーカーとして、インテリアの中に馴染ませつつBGMを流しても快適!
NuAns CONEには、使う人のニーズに応じたいろんな役立て方があるようです。