家電レビュー

意外に汚れてる!? マツキヨの「洗濯槽クリーナー」で洗濯機をサクッと洗浄

「matsukiyo 洗たく槽クリーナー 550g」

タテ型洗濯機の洗濯槽……特に槽の外側は、一般ユーザーが気軽に見られるものではない。そんな洗濯槽を洗浄するための「洗濯槽クリーナー」を、ある日突然、妻が買って来た。聞けば、ドラッグストアのレジに並んでいる時に、棚に掛かっている「matsukiyo 洗たく槽クリーナー 550g」に目が止まり、207円と安かったこともあり、何気なく買ってきてしまったのだという。

直近で洗濯槽を掃除してからは、すでに数年が経過している。衣類を洗う洗濯槽が汚れていれば、すぐに「洗わなきゃな」と思うだろうが、見た目はピカピカ。だが、確実に汚れているだろう、見えない洗濯槽の外側は、定期的に洗っておきたいもの。

さっそく洗ってみることにした。

使い方

「matsukiyo 洗たく槽クリーナー 550g」の特徴は、非塩素系で、酸素系だということ。酸素系の正体は分からないが、洗浄中に塩素臭がしないということだ。

使い方は、まず洗濯機の高水位まで、ぬるま湯または水を入れる。商品パッケージ裏面の使用方法には、40℃くらいの湯を使うと、より効果的とのこと。湯か水で満たしたら、本品全量を入れて2〜3分運転する。汚れが酷い場合には、本品を2パック使っても良いらしい。その後は、さらに湯か水を追加して、高水位より上まで満たす。

ここで2〜3時間、つけ置きすると、さらに効果的だという。つけ置きしたあとは、「標準コース」で「洗い→すすぎ(2回)→脱水」を行なう。

洗浄前の洗濯槽。パッと見た感じはピカピカ

我が家の洗濯機は、洗濯槽の枠や洗剤投入口などの汚れは目立つが、洗濯槽自体はピカピカに光っている。

まずは説明書の通り、ぬるま湯で満たすため、風呂の残り湯で洗浄することにした。そのため湯温は、おそらく30℃前後。その中に、「matsukiyo 洗たく槽クリーナー 550g」をバサァ〜っと投入。

「洗い」の標準コースで2〜3分運転。これで洗剤を、湯に溶かすようだ。さらに、高水位の上まで、湯を追加していった。

その後は、2〜3時間つけ置きをしておいた。

湯の中に、全量を投入
2〜3分、洗い運転をした後に、残り湯を追加
もうこれ以上は溜められないところまで湯で満たして、2〜3時間、つけ置きした

3時間つけ置きした後に、洗濯機を「標準コース」にセットしてスタート。洗濯槽が動きはじめ、泡がバッサバッサと音を立て始めた。見ていると、どんどん洗っていってくれる感じがして気持ちが良い。

汚れていた洗剤投入口などのふたも開いておいたので、主にその汚れが落ちていくのが分かった。

ちなみに、使用中の洗濯機は、東芝の「AW-70D」というモデル。「槽洗浄コース」がついているため、「標準コース」にするか、この「槽洗浄コース」にするか、少し迷った。だが「槽洗浄コース」は、「給水・回転」から始まると説明書に記してあった。今回は、既に洗剤を投入してつけ置きも完了しているので、「標準コース」で行なうことにした。

つけ置き後に「標準コース」でスタート
汚れが落ちている気がする

「標準コース」が終わると、洗濯槽の洗浄も終了。洗浄が終わって、洗濯槽を見てみると、底には……ワカメのような汚れカスが散乱していた。と言ってもこの汚れカスは、おそらく洗剤投入口などに付着していたものが落ちたのだろう。

だがこれだけの汚れが、今回の洗剤で落とせたということ。洗濯槽の見えない部分の汚れも、きっとこれくらいの汚れはこそげ落としてくれたことだろう。こうした汚れは、こまめに掃除した方が落ちやすいもの。今後も、定期的に洗浄するようにしたい。

河原塚 英信