片付け過ぎない片付け術
【片付け過ぎない片付け術19】メイク終了と同時にコスメも片付く収納テク
2017年 1月 5日 06:30
忙しい朝のメイク後は、使ったコスメや道具が周囲に散らかったまま、片付ける時間もなく出掛けることも多いのでは。今回は、メイク終了と同時にコスメやメイク道具の片付けも終了、という時短収納術をご紹介します。帰宅したあと、鏡の前に散らかったコスメを見て悲しくなる日々から卒業して、いつも整ったメイクコーナーを実現させませんか。
目指すのは「メイクしながら片付けられる収納」
1分でも惜しい朝は、使ったコスメやメイク道具を元の収納場所に戻す時間がなく、メイクが終わったあとには使った物が全部出ている状態に。仕事や子どもの世話、家事に追われれば、ドレッサー周りの片付けは後回しになって、どんどん散らかっていく悪循環に陥ってしまいます。
これを防ぐのは、「メイクしながら片付けられる仕組み」を作ること。そのポイントは、適切な点数のコスメの使いやすい収納にあります。記事を読み終わったときには、メイクが終わった瞬間にコスメコーナーもスッキリ片付く状態をキープできるテクが分かりますよ。
テク1:「最低限使うもの」を厳選
下地にファンデ、アイブロウ、アイシャドウ、チーク、リップにハイライト。さらにシーンやファッションに合わせて、アイシャドウだけで何個も持っていたりしますね。そこで、「毎日のメイクで必ず使う」という定番アイテムや、どんなシーンにも合うシャドウやチーク、使いやすいメイク道具を厳選しましょう。たくさんあって選び切れないときは「アイシャドウや口紅は2種類まで」などと決めると選びやすくなります。そして時間がないときでも「このセットがあればメイク完成」というメイク道具が厳選できれば、「出す・使う・片付ける」の流れがスムーズになりますよ。
テク2:出し入れしやすく、使いやすく収納する
テク1で厳選した物を、ほかのコスメと分け、使いやすく収納していきましょう。種類ごとに仕切り、使う順に立てておくと機能的です。ただ、仕切りのサイズがギリギリだと出しにくいので、余裕をもったサイズのものがおすすめ。浅い引き出しの場合は寝かせた収納になりますが、パレットなどを上下に重ねると下の物が使いにくくなるので、できるだけ横に並べましょう。
大きいメイクボックスの場合は、厳選したものを1コーナーにまとめ、ほかのコスメと区別して収納します。また細かく仕切るより、「ざっくり収納」の方が使いやすければ、カゴやポーチにまとめても◎。
テク3:メイクする前に、使う物を出し、使う順に並べる
メイク道具を、カゴやポーチにざっくりまとめていたり、引き出しの中で物が重なっていると、使う物を1つずつ探して取り出すことになるので、面倒ですね。メイク前に使う物を全部出し、使う順にザッと並べておくと、「探して取り出す」というアクションがなくなるので、「メイクしながらの片付け」がグッと楽になります。使う物を厳選して数が少なくなっているので、出して並べるのにそれほど手間は掛かりません。細かく仕切って収納してある場合は並べる必要はありませんが、小さい仕切りからいちいち出し入れするのが面倒なら、並べてしまう方法もおすすめです。使う順に仕切ってあれば、並べるのも楽ですね。
テク4:メイクしながら、使い終わった物を収納していく
順に手に取りながらメイクしていき、ベース、アイシャドウ、チークなど1つのパーツをメイクし終わるごとに、使い終わった物を収納場所に入れていきましょう。細かく仕切った場合は、テク2の写真のように仕切った場所ごとにラベルを貼れば迷わず入れられますよ。カゴやポーチにざっくり入れていた場合は、使い終わるごとに放り込んでいけばOKです。これで、メイクが終わると同時に片付けもきれいに終わっています。
まとめ
料理上手な人は、「料理しながら片付ける」と言いますね。これは、使う食材や調理器具の定位置が、使いやすく片付けやすい場所に決まっているため、作業しながら片付けられるのです。メイク道具も同じで、使うコスメだけを使いやすく並べ、片付けやすい収納場所を決めれば、メイクしながら片付けるのが簡単になります。忙しい朝でも快適にメイクして、気持ちよく出掛けられるメイクコーナーを目指してみませんか。